これは南部地方の郷土料理の「かます餅」。
きんか餅、ばおり餅という名前でも知られています 。
面白いのは餅という名はついていますが、材料は米ではなく小麦。
ヤマセが吹き、米がとれなかったために生まれた食文化です。
餃子のような形をしていますが、
「かます」という袋の口をぐるぐる巻いた姿に似ているので
このような名前がついたといわれています!
また包丁で切ってみるとびっくり。
中に黒砂糖やクルミが餡のように入っていますが
それがほんのちょっぴり。
断面を見るとほとんどが小麦でできたうどんのような餅だけなのです。
これは砂糖が貴重だったため、
小麦でお腹をいっぱいにするための工夫なのです。
さてなぜ今、かます餅を紹介したかといえばお盆でよく目にするからです。
というのはお盆の最終日、仏様と一緒にこの餅を流す風習があるからです。
今は衛生問題などから川に流すことはやめてしまったようですが
今でもこの時期になるとよく目にします。
みなさんの地域にはどのような行事食が残っていますか。
きんか餅、ばおり餅という名前でも知られています 。
面白いのは餅という名はついていますが、材料は米ではなく小麦。
ヤマセが吹き、米がとれなかったために生まれた食文化です。
餃子のような形をしていますが、
「かます」という袋の口をぐるぐる巻いた姿に似ているので
このような名前がついたといわれています!
また包丁で切ってみるとびっくり。
中に黒砂糖やクルミが餡のように入っていますが
それがほんのちょっぴり。
断面を見るとほとんどが小麦でできたうどんのような餅だけなのです。
これは砂糖が貴重だったため、
小麦でお腹をいっぱいにするための工夫なのです。
さてなぜ今、かます餅を紹介したかといえばお盆でよく目にするからです。
というのはお盆の最終日、仏様と一緒にこの餅を流す風習があるからです。
今は衛生問題などから川に流すことはやめてしまったようですが
今でもこの時期になるとよく目にします。
みなさんの地域にはどのような行事食が残っていますか。