花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ビッグニュース!

2016年09月28日 | 学校
これはチームフローラの3年生たち。
みなさん、いったい何をしていると思いますか?
実は名農が8年前から主催している
食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」に
応募された作品数を数えているところです。
このコンテストは地域の小中学生対象に
自由研究のサイエンスチャレンジと
オリジナルレシピのフードチャレンジの2部門あり
毎年それはそれはたくさんの応募がある人気のイベントです。
今でこそ名実ともに学校のイベントになりましたが
最初はチームが経費をすべてまかなっていました。
まさに主催はチームフローラフォトニクスだったとっても過言ではありません。
そんなことから今なお運営や1次審査はすべてチームが担当しています。
さて昨日、うれしいニュースが飛び込んできました。
なんとアグリチャレンジやアグリサイエンスなどの取り組みが
ある新聞社主催の教育奨励賞を受賞することになったのです。
学校が受賞しましたが、これは応募していただいた小中学生と一緒にいただいた賞。
コンクールで受賞するよりうれしいニュースです。
来月下旬に表彰式が東京で行われますが
これらの事業の主役であるチームのメンバーにも参加してもらう予定です。
詳しいことはまだわかりませんが、
なにはともあれ嬉しいニュースなのでぜひ記事をご覧ください。
なおアグリチャレンジの締め切りは今月下旬。
栄えある受賞の年に最優秀を受賞する方はどなたでしょうか。
まだ間に合います。ふるってご応募ください。
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ユリ根

2016年09月27日 | 環境システム科
ご覧下さい!
これはユリの球根です。
環境システム科の施設園芸班が
昨年から取り組んでいる研究です。
ユリの根はたいへん栄養価があり
中国では昔から漢方薬にされていました。
また日本では高級料理の食材として利用されています。
インターネットでユリ根の価格を調べてみると
出荷量日本一と称している北海道の真狩村産で
9個(1Kg)入って2400円とものすごい高値でした。
それには理由があります。
なぜならゆり根を食べる大きさに育てるまで
早くても4年かかるのです。
育てては植え替えてを繰り返して4年。
たいへんな時間と手間がかかっているのです。
先日の台風では真狩村も水害を受けました。
もし球根が腐敗してしまっていたら
ますますユリ根の価格は高騰するのではないでしょうか。
そこで施設園芸班では水耕栽培技術を用いて
生育を促進できないかと研究に取り組んでいるのです。
これは収穫された球根。
小さな赤ちゃん球根がたくさんついています。
1年でも栽培期間が短縮されたらとても喜ばれるはずなので
これからもじっくり頑張ってほしいものです。
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スプラウト?

2016年09月27日 | 環境システム科
全国でも名農の環境システム科だけにある学校設定科目「起業チャレンジ」。
5月1日から始まった経営競争ですが、予定では11月終了。
残りあと3ヶ月を切りました。
これからどんどん秋も深まってくるので
彼ら自慢の水耕装置を使っても収穫できるのはあと数回!
いかに有利に生産販売するかが最後の勝敗を左右しそうです。
したがって漬け物に加工して売上げを伸ばそうという計画している会社や
10月下旬に開催される名農祭で大々的に販売しようと考える会社も出てきました。
この会社はまた面白いことを考えています。
なんと余った種子を使って「スプラウト」を作ろうとしているのです。
スプラウトとはお洒落な名前ですが、日本語では「もやし」。
でも最近、スプラウトが健康維持成分を
豊富に含んでいるため注目されています。
チームは昨年、フローラJr.のためにスプラウト研究を行いました。
そこでその時使ったもやし作りキットを環境システム科に寄贈していたのです。
余った種まで有効に商品化する。
どうやら商人精神が身についてきたようです。
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アグリチャレンジ締切迫る

2016年09月26日 | 園芸科学科
草花の第2農場でシクラメンを発見しました!
シクラメンは名農祭の名物商品。
地域から気に入った花を購入しようと
毎年たくさんの方が来場されることで有名です。
園芸科学科によって大切に栽培されているシクラメンたち。
まるで名農祭でみなさんとの出会いを待っているかのようです。
さて先日2学期が始まったばかりと思っていましたが
もう名農祭まで1ヶ月、今年も残るところ100日を切りました。
名久井農業高校の2学期は、名農祭、修学旅行、
インターンシップ、農作業支援活動などとても忙しい学期です。
3年生は進路決定に取り組みながら最後となる行事で
今年もリーダーシップを発揮してくれるはずです。
チームにとっても大きなイベントがあります。
それは食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」。
すべてチームフローラフォトニクスが運営しているイベントです。
今年も地域の小中学校から徐々に作品が集まってきました。
締切は今月一杯、みなさんのご応募をお待ちしています。
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アイデアのまとめ方!

2016年09月26日 | 環境システム科
チームフローラフォトニクスでは植物研究の合間に、
頭の体操を兼ねて毎年ビジネスプラン作りに挑戦しています!
今年も2〜3年生がそれぞれ挑戦していますが、これは3年生の様子。
土肥実験室に集まって外部講師から自分たちが考えたアイデアの
まとめ方や表現方法について指導して頂いているところです。
いつもながら専門家によるアドバイスは的を得ていて勉強になります。
また日頃、気がつかないことを教えてくれるので
とても楽しい時間を過ごすことができます。
そんな講義をたった5名のメンバーで受けるとはなんという贅沢。
ここで学んだ考え方は将来社会に出た際も
きっと役立つものだと思います。
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