花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

この木なんの木、気になる木

2024年05月05日 | 学校
またまた第1農場です。
ここにはかつてたくさんの百葉箱がありました。
なぜなら名農史上最強の研究チーム気象班の本拠地だったから。
彼らは今までのような勘や経験ではなく、気象データを活用する
新しい農業を支援する目的で365日活動していた研究班です。
日本学生科学賞、農業クラブ全国大会で日本一を受賞するのはもちろん
彼らは発信する気象月報は、気象台と同じ精度の正式データとして
地域の自治体、試験場などが利用していました。
FLORAなど足元にも及ばないレジェンドたちなのです。
ここに来ると名農のプロジェクト活動の原点が
あるような気がして、身が引き締まります。
さて奥に見たことのある「気になる木」があります。
そうです。名農のもみじのトンネルと同じ木です。
この農場は現在の高台に移るまで校舎のあったところ。
古い時代、ここにどんな樹木が植えられていたかの記録はありませんが
もしかしたら、旧校舎の思い出として
この木を持って移転したのかもしれません。
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最後のお宝を求めて

2024年05月05日 | 研究
ミスト栽培の研究をしているFLORA HUNTERS。
そろそろデータまとめにかかる時期ですが
どうも肝心の節水の効果をしっくり説明できません。
しかし理由がわかりました。
①この栽培装置は水耕栽培の●%という少量の水で動かすことができる。
②この栽培装置は水耕栽培より●%蒸発を防ぐことができる。
これはいいのですが、水耕栽培は養液飲み放題。
しかしミストは定時にしか養液をもらえない。
だから養液の消費を抑えることができるという
肝心なところのデータがないのです。
これを証明できる方法はと考えた2人。
ミストも水耕栽培も自然蒸発を抑えた密閉容器で栽培し
栽培法による養液の消費量の違いを探ることにしました。
時間がありませんが、結果は10日もあればわかります。
そこで先日、急遽装置を手作りし、実験を始めました。
これにより最後の重要ポイントである③ミスト栽培は
水耕栽培より●%養液の消費を抑えることができるという答えを
手に入れることができるはず。
最後のお宝データを求め、FLORAはチャレンジします。
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