花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ありがたき幸せ

2022年03月03日 | 学校
昨日。ビッグニュースが飛び込んできました。
フジサンケイグループが主催の第30回地球環境大賞の文部科学大臣賞を
なんと名久井農業高校環境研究班が受賞したのです!
これは1992年に産業の発展と地球環境との共生を目指して作られた表彰制度です。
大賞は積水ハウスさん。その他の受賞者もみんな知っている大企業ばかり。
その中に青森県の小さな小さな農業高校の名前があるのには驚きです。
でももっと驚くことがあります。実は7年前の第23回でも同賞を受賞しているのです。
当時は園芸科学科草花班時代のTEAM FLORA PHOTONICS。
受賞内容は東日本大震災の津波によって被災したサクラソウの救出と自生地の保全。
さらに草花のサンパチェンスを仮設住宅に届けるボランティア活動。
花を救い花で社会貢献するといういかにも草花班らしい活動が評価されたものでした。
今も校長先生と当時の3年生全員が表彰式に出席したのを覚えています。
またその後、岩手県山田町でのボランティア活動にテレビクルーが密着取材をされ
他の受賞団体とともにそれぞれの活動がBSで放送されました。
今回は環境システム科に移籍してからの環境活動に対する評価。
水質浄化や集水システムなど開発途上国向けの技術開発が認められました。
まだコロナが落ち着かないので、今後どうなるかわかりませんが
表彰式は4月の予定らしく今から楽しみです。
さていつもながら思うのは先輩たちへの感謝です。
なぜなら今回も前回も主に評価された活動は数年前に活動した内容。
実際に活動した時と皆さんに認知され評価された時ではタイムラグがあるからです。
でもこれもチームの流儀。「ありがたき幸せ」と感謝したいと思います。
昨日の産経新聞がありましたらご覧ください。
また大会のホームページもあるのでぜひご覧ください。
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A Hard Day’s Night

2022年03月03日 | 学校
3月になりました。
いつもであれば、だいぶ雪がなくなるのですが
今年はどうしたものかなかなか消えません。
まだ朝夕は寒く、農場に春が来るのはもう少し先かもしれません。
さて卒業式が終わった名久井農業高校では、コロナ対策のひとつとして
3月はすべて午前授業となります。それも全部短縮授業。
さらに高校入試もあることから、3月の課題研究はたった2回だけ。
実質1回80分しかないので、手の込んだことはできません。
しかしフローラハンターズはこのタイトな3月に
水研究、三和土研究を行なっています。
さらに2回の学会主催の発表会への参加が予定されています。
学会の発表会へエントリーしたのはコロナが落ち着いていた昨年の11月。
まさか年が明け、こんなにもぶり返すとは思ってもみませんでした。
とはいってもすでにプログラムも発表され、今さら辞退するわけにはいきません。
また沖縄の人たちに三和土の作り方を
オンラインで紹介するイベントも3月下旬に予定されています。
さらに来年度、本校で開催される農業クラブ県大会に出場する
研究チームを選ぶ校内予選にも専門部の一員としてエントリーします。
日中は走り回っているので、リラックスできるのは夜だけ。
春の宵を楽しむにはまだ寒すぎますが、
メンバーはいったい何をして息抜きをするのでしょう。
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