花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

春よ来い

2022年03月01日 | 学校
3月1日は名久井農業高校の卒業式です。
その昔、各校卒業式の日が異なっていた頃は3月3日。
サトウハチロー、松田トシさんという童謡をお得意としている
先生方が作られた名久井農業高校の校歌ですが
優しい歌が3月3日の桃の節句に歌われるのはぴったりでした。
こんなに優しくかわいい高校の校歌などそうあるものではありません。
しかしコロナ禍で今は式でも曲が流れるだけで歌いません。
果たして彼らは同窓会を開いた際、歌うことができるのでしょうか。
さて卒業される先輩が、コロナで活動制限されたのは2年生に進級する時。
学校も休校になり部活動も制限されました。
また2年次で行われるはずの修学旅行も翌年に延期。
しかし結局2021年もコロナが収束することなく
彼らの思い出には楽しみにしていた修学旅行も抜け落ちてしまいました。
2020年の3月、まさかこんなにコロナが長引くとは誰も思わなかったはずです。
在校生の出席もなく、祝賀会も行われない中
本日、新社会人として卒業生は旅立ちます。
知恵出し、立ちはだかる困難を乗り越え欲しいものです。
そしてコロナが収束したら、あらためて名農に集まり
希望に満ちた春の中、校歌でも歌って祝ってください。
卒業おめでとうございます。
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幸福が飛んでくる

2022年03月01日 | 学校
名久井農業高校の玄関前に飾られている頂き物の大きく立派なコチョウラン。
バイオテクノロジーのおかげで価格は安くなってとはいえ
このサイズになると私たちが気軽に手に入れられるものではありません。
コチョウランは生物工学に欠かせない教材。
自分たちで受粉をして無菌播種を体験するのにぴったりの植物です。
昔はどこの農業高校でもコチョウランやカトレア、デンドロビュウムなどを
育てては生物工学の教材としていました。
しかし播種してから開花するまで3年もかかります。
そんな理由なのか、このところ名農では育てているのを見ることはなくなりました。
他の農業高校でも同じようなことが起きているのでしょうか。
教材にも、はやりすたりがあるのでしょうか。ちょっと気になります。
さて今日は名農の卒業式。コロナのため在校生は出席しませんが
来賓の方や保護者の方は来校されます。
このコチョウランは会場となる体育館に行く途中にあるので
きっと皆さんの目にふれるはずです。
コチョウランの花言葉は蝶のような姿から「幸福が飛んでくる」。
卒業される先輩たちに幸福が舞い降りるよう願っています。
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