花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

女神フローラ

2012年12月01日 | 学校
これもルネッサンスを代表する画家の
ボッティチェリの描いた「プリマベーラ(春)」という有名な絵画です。
やはり中央に立つのが愛の女神「ビーナス」。
春を運んでいる西風の神「ゼフィロス」は右端に描かれて
青い顔をして風を吹きこみ、春を運んできています。
そのゼフィロスにつかまえられたのが妖精「クリロス」。
その後、この二人は結婚することになり、花の女神「フローラ」に変わります。
ゼフィロスにつかまれたクリロスの左に立つ女神がフローラ。
つまりこの絵はクロリスから花の神「フローラ」に変身するところも描かれているのです。
フローラは春の花をたくさん身につけて春の到来を告げています。
プリマベーラは「春」。プリマとは「最初」という意味のようです。
春最初に咲く花だからサクラソウの仲間を「プリムラ」というのも納得!
これが花の女神であり、チームの名にもなったフローラです。
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ビーナスの誕生

2012年12月01日 | 学校
TEAM FLORA PHOTONICSもずいぶん耳慣れてきました。
それと同時にフローラとは何のことかとよく尋ねられるようになりました。
そこでちょっとフローラについて調べてみましたのでご紹介します。
この絵画、美術の本や資料でよく見ませんか
?ボッティチェリの描いた「ビーナスの誕生」という絵画で、
イタリアのフィレンツェの美術館でみることができます。
中央に立つのはビーナス。貝殻に乗っています。
実はこの貝殻は絵の左側から右側の果樹園に風に乗って運ばれているところです。
風を吹き込んでいるのが左端の西風の神「ゼフィロス」。
ゼフィロスに抱かれているのは妖精「クロリス」。のちに二人は結婚します。
するとクロリスは花の神「フローラ」に姿を変えます。
すでにクロリスがバラの花に包まれ、
花の神になろうとしているのがよくわかります。
このようにフローラはゼフィロスやビーナスと一緒によく登場する
古代ギリシャ神話の花の神なのです。
名前をつけたのは4年前にチームを立ち上げた男子5名!
ずいぶんお洒落な名前をつけたものです。
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