外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

晴伏雨丸

2011-11-19 22:39:52 | 大学野球
先ほど、会社から帰宅しました。

今日は朝から雨。
こんな日には、オフィスに行って仕事を捌くのが一番です。

晴れの日は東伏見へ。
雨の日には丸ノ内へ。

悩みことのない週末の過ごし方です。
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『早稲田大学野球部-栄光の軌跡』を読みました。



六大学リーグ通算117安打、20本塁打、通算打率.379、81打点、ベストナイン5回、三年生秋に三冠王…

神様・仏様と私たちが呼んでいた最強スラッガー、岡田彰布選手のロング・インタビューは、期待通りの素晴らしい内容でした。

詳しくは読んでいただくとして、岡田選手の言葉をいくつかご紹介します。

「早稲田のユニフォームは別格。あのエリが好きなんよ」
「『紺碧の空』は点が入ったら学生が歌う。神宮のあの雰囲気、あれは一生忘れられんわ」
「神宮の早慶戦。5万人の学生が二つに分かれて応援合戦する、あの空気」
「天皇杯のカップに酒を注いで回し飲み。あれビールやと6本入るんやで」
「優勝して提灯行列。パレードから帰ったら、白いユニフォームが口紅だらけになっていた」
「後輩たちには、早稲田の野球部でしか味わえない、そんな経験をしてほしい」

神宮球場での私たちの応援を、グラウンドの岡田選手がこんなに好意的に受けとめて記憶してもらっていたと知り、改めて応援冥利に尽きるなあと感じました。

本当に嬉しいです。
やはり、彼は私にとって神様・仏様です。
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チャリティー通販「西北の杜」

2011-11-18 21:36:04 | 好きなお店
東日本大震災の直後に結成された「震災もぐら隊」
緊急物資の搬入、あるいは野球クラブへのボール寄贈などの活動を続けてきました。

その趣旨を踏まえつつ、震災被害から雄々しく立ち上がろうとする方々を長期的にサポートとするために、震災チャリティー通販サイト「西北の杜」がスタートしました。

西北の杜へのリンク

こちらでお買い物をしていただきますと、その売上金の一部が支援金に充てられます。
支援金は、津波で両親を失った子供達の就学支援に重点を置くことになりました。
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全国各地の美味しい食材を買い求めることを通じて、子供達の勉学を側面支援する。

私も、その趣旨に賛同し、定期的に利用していく所存です。

このブログにお立ち寄りくださる皆様にも、ぜひご理解ご協力をお願い申し上げる次第です。
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2012年度_スポーツ推薦

2011-11-17 23:59:50 | 大学野球
スポーツ推薦の合格者が発表され、野球部では四名が合格しました。

丸子(186cm87kg。一塁。広陵。左投左打)
河原(171cm73kg。三塁。大阪桐蔭。右投左打)
佐々木(183cm70kg。投手。水沢。左投左打)
道端(175c76kg。捕手。智弁和歌山。右投右打)

いずれも、ドラフト候補として名前の挙がっていた好選手たちです。
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丸子くんは、あまりの長打連発に広陵高校がグラウンドの右翼に金網が増設したという、高校球界屈指の強打者。


道端くんは、大学生の中に入ってもゴツく感じる体格を誇る、強肩強打の捕手。
高校ジャパンの一員でした。

河原くんは、変化球にも速球にも対応する巧打者で、いずれ首位打者を争うようなバッターになるでしょう。
夏の高校生練習会で、最もシャープな打撃を披露したのが河原くんでした。

佐々木くんは、長身から140キロを超える速球を投げおろします。

既にトップアスリート枠で合格している吉永投手と共に、神宮狭しと彼らが暴れまくる日は、遠くないでしょう。

まずは猛練習に耐え抜くための身体づくり。
ぜひ今から計画的に身体を鍛え上げて、来春に備えて欲しいです。

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週べ今週号

2011-11-16 20:06:27 | 大学野球
週刊ベースボール今週号は、まず、慶応の江藤省三監督と伊藤隼太選手の対談に注目しました。

先輩・後輩という2人ですから、その信頼関係の上にたった対談内容は、暖かい雰囲気の漂う、実に羨ましいものです。

そして、伊藤くんがボーイズの頃に打撃を教えてもらった指導者が、江藤さんが一番影響を受けたという森下正夫さん(元・南海)だというのも、お二人の出会いが運命的なものに思えてきます。

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現在、早稲田でコーチを務めていらっしゃる吉澤さんと八木さんも、プロ野球を引退された後に、少年野球で長く指導をされていました。

東伏見のネット裏でお話しさせていただいている時にも、「立教大学の○○くんは、中学生の頃は、こんな選手だった」「早実出身の○○くんは、中学生時代から制球で悩んでいて、今も克服できていないなあ」等々、様々なエピソードが飛び出してきます。

八木さんも吉澤さんも、六大学からプロ野球に進んだ花形選手でいらっしゃったわけですが、引退後に少年野球の指導に力を注いでこられた点でも共通します。

岡村監督が、一学年上の先輩お2人にコーチをお願いされた理由が分かるような気がいたしました。
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NHKのキャスター・大越さん(新潟高校-東大)のコラムで、テレビ解説の小早川さん(PL学園-法政)と一緒に、オデン屋さんで日本シリーズの展開を占ったというエピソードも楽しかったです。

我らがオフ会の終身顧問であるNさんも、怪物・江川とのエピソードを、本当に楽しそうに紹介してくださいます。
東京六大学で競い合った方々の絆は、一生の宝物なんですね。

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最後に、愛する週べに対して苦言を一つ。

プロ野球では日本シリーズが、大学と高校野球では神宮大会が行われるという時期に、巨人軍の内紛劇をトップ記事で報じるというのは、いかがなものでしょうか。
「週べよ、お前もか」という心境になりました。

その類いの低次元の話題はゴシップ週刊誌に任せて、頂点を目指す指導者とプレーヤーたちの動静をきちんと報道するというのが、週べの役割だと思います。

業界の目線ではなく、あくまでも野球ファンの目線での報道に軸足を置いていただきたかったです。
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謝恩会

2011-11-15 23:01:14 | ビジネス
私の勤務先のアジア地区代表が勇退されることになりました。
大変お世話になったオーストラリア人です。

今夜は、シンガポールからやってきた彼を囲んで、ワインパーティーをやりました。

アジアやアフリカの十数ヵ国で銀行ビジネスに携わってきた彼の思い出話、成功談に失敗談は、本当に面白いものでした。

美味しいワインをしこたま飲んだので、これから急いで帰宅して、バタンキューと眠りたいです。
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Speak-up

2011-11-14 23:03:33 | 社会全般
仕事で疲れ果てているところに、今は別荘地で悠々自適の毎日を過ごす青山高校の仲間から「明日から東京に行く」とメールをもらいました。

とたんに身体にアドレナリンが巡り始めるのですから、我ながら呆れてしまうばかり。
「人間は感情の動物である」という古人の言葉は、全くもって至言であります。
(*^_^*)

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「プロ野球の盟主」を自認する読売ジャイアンツで、お粗末極まりない喧嘩が起きています。

このタイミングで、プロ球団から「コンプライアンスに関する重大な発表があります」と言われ、私は「反社会的勢力と関係を有する選手が判明した」というようなことではなかろうかと、実は想像いたしました。

しかし、蓋を開けてみたら、ナベツネさんの専横に対する球団GMの義憤…。

私の第一印象は、「今に始まったことではないだろう」「何を今さら」というものでした
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次に私が感じた印象は、「新聞社の世界は、自由化が進んでいない、そして株主の監視のない業界なんだなあ」というものでした。

そして、昨日までの新聞で報じられている限り、ナベツネさんも、GMも、日本シリーズ期間中にドタバタ劇を演じてしまったことについて、球界に対しても、野球ファンに対しても、何一つ詫びていません。
そのことに、私は心の底から失望しました。

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外資金融の世界にも、強烈な経営者はいます。
しかし、読売と同じようなトップの専横があったならば、内部告発者の職務を保障する制度に則してスピーク・アップするか、あるいは「ああ馬鹿馬鹿しい。やめた、やめた」と転職するか、いずれかだと思います。
少なくとも、泣きながら記者会見に臨むという事態は想像できません。

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トップと衝突して読売を辞めた幹部が、例えばライバルの朝日の幹部に招かれて、さっそく署名記事を書く。

そんな流動性のある労働市場が、新聞業界にもあったらと思います。

報道機関が、中立性を保つために株式を公開しない。
その理念自体は理解できます。

けれど、その制度を良いことに、外部からの監視ができずにワンマン経営者を許してしまうようでは、読売新聞社は、報道機関としての鼎の軽重を問われます。

また、巨人のGMが力量のある方だとするならば、他球団がスカウトすれば俄然面白くなるのですが、日本のプロ野球では難しいでしょうか。
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今日の東伏見(11/13)

2011-11-13 17:29:49 | 大学野球
東伏見に到着すると、お隣の準硬式グラウンドでは、早慶のオープン戦が行われていました。

さて硬式野球部は、午前9時から全体練習開始。
OBは徳武さんと八木さんがおみえになりました。

まずボール回し、続いて投内連携と内外野のシートノックが概ね次の布陣で行われました。
※学年は新学年

(投手)
森(4年、浦和学院)、宋(4年、住吉高校)、小山田(3年、古河三高)、丸山(3年、武蔵野北)、有原(2年、広陵)、高梨(2年、川越東)、鈴木(2年、早実)、

(捕手)
地引(4年、木更津総合)、土屋(2年、早実)、梶矢(2年、呉昭和)

(一塁)
高橋直樹(4年、水戸一高)、河村(4年、徳山)、森厚(3年、早実)
(二塁)
深沢(4年、早実)、西竹(3年、早大学院)、足立(3年、明善)、中村(2年、天理)
(三塁)
杉山(4年、東総工業)、徳井(4年、早実)、山地(3年、丸亀)

(遊撃)
中山(3年、早大本庄)、武藤(2年、金沢泉丘)、吉澤(2年、日大三高)

(左翼)
江塚(3年、掛川西)、中野弘(3年、早実)

(中堅)
佐々木(4年、早実)、三倉(2年、鳴門工業)

(右翼)
大野大(3年、早実)、白澤(3年、神村学園)

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シートノックが終わると、紅白戦が行われました。

出場した野手は、概ねシートノックと同じ。
登板した投手は次の通りです。
森大(4年。浦和学院)-小山田(3年。古河三高)-安達(2年。早大本庄)

鈴木(2年。早実)-千葉(2年。早大学院)-兼田(2年。熊本学園大学付属)

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昼食休憩を挟んで、午後1時40分から練習が再開されました。

内容は、ゲージ打撃、ロング・ティー、そして外野フェンス沿いでの徹底的な走り込みで、午後4時ごろに練習が終了しました。

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新チームがスタートして1週間。
実に活気の溢れる、良い雰囲気で練習ができていると感じました。

学生コーチ筆頭の荒谷くん(4年。桐蔭学園)が大きな声でメリハリの効いた指示を出し、やはり学生コーチの冨永くん(3年。都城商業)が忠実に荒谷くんをサポートしているのが、特に印象的でした。

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新チームの頼もしい練習ぶりを見学する一方で、引退したばかり市丸くんとも会いました。
「時間に余裕があり過ぎて、少し戸惑っています。」と苦笑する彼は、今月末に安部寮を出て、就職内定先の寮へと引っ越します。
新たな飛躍に備える、束の間の休息です。
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これから当分の間、週末を除いて時間別練習です。
そして来春2月に後期試験が終了すれば、本格的な練習再開。

その時にロケット・スタートができるよう、練習と学業の両面に、みんな頑張ってください。

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箱根駅伝シンポジウム

2011-11-12 23:32:20 | 大学駅伝
午前中は丸の内のオフィスで仕事を少しばかり処理。
午後は恵比寿に移動して、今年で第88回となる箱根駅伝のシンポジウムに参加しました。
オフ会仲間のenjinさんにお誘いをいただきました。



拓大の岡田監督、大東大OBの実井選手、順天堂大学の桜庭教授ら、様々な形で箱根駅伝に関わっていらっしゃる方々から、とても興味深いお話を聞くことができました。

特に、実井選手のピュアで真っ直ぐな人柄に、私は感銘を受けました。
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戦力充実の駒沢大学、東洋大学を追い掛ける立場の、今年の早稲田。

早稲田の選手たちが役割をきっちり果たし、駒沢と東洋に隙あらば、一つでも上を目指すというのが、現在の立ち位置だと思います。

粘り強く、したたかな戦いを期待したいです。
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シンポジウム終了後は、焼鳥の「たつや」、串揚げの「甲子園」をハシゴして、トップアスリートたちの言葉の余韻を楽しみました。
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まっすぐに進め

2011-11-10 20:52:33 | 大学野球
三菱商事本社と丸ビルの間を貫く、丸の内・仲通り。
電力不足で苦しんだ年ではありますが、今年も美しいイルミネーションの輝く冬がやってきました。

今も多くの方々が避難生活を余儀なくされていますし、原発の廃炉をはじめ、気の遠くなるような時間と費用のかかる懸案が山積したまま。

見方によっては、第二次大戦の終わった1945年にも匹敵するような不安と懸案を抱えたまま、私たちの日本は年末を迎えることになりそうです。
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今日も様々なニュースが耳に入ってきました。

例えば、オリンパスの「損失飛ばし」
Financial Times電子版で、解任された青目の前社長のインタビュー映像を観ていた時、青目のインタビュアーが質問の中で"To-ba-shi"と表現していることに、残念な、そして、とても情けない気持ちになりました。

この映像は、Financial Timesという世界的に信頼されている報道機関を通じて、全世界に配信されています。
海外に事業展開している様々な業種の日本企業にとって、迷惑千万な話題です。

原発事故に起因する風評被害。
それと同様に、
オリンパスの損失飛ばし事件は、日本企業に対する海外からの信頼感を、深く、深く、傷つけてしまいました。

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野田首相がTPP参加表明を先送りしたというニュースも、インパクトがありました。

ソフト・ランディングができるならば、それが一番です。

しかし、ハード・ランディングが必要な局面も有ります。
今は、その瞬間だと私は思います。
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野田首相、

この局面では、多数決ではなく、自らの信念に基づいて決断してください。

その決意と気概こそ、日本の将来を逞しく切り開く原動力だと、私は確信します。

自らからの信条を信じて、真っ直ぐに突き進んでください。

突き進むことなく結果を受け入れるよりも、突き進むことで起きる結果を真正面から受け止め、それを更なる飛躍への飛び板にしましょう。








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週べ今週号

2011-11-09 21:06:24 | 大学野球
週刊ベースボール今週号では、まず明治の野村投手のインタビュー記事に注目しました。

来年からは、早稲田OBの福井くんと、広島カープの先発投手陣の座を争うことになるのでしょう。
ぜひ、高いレベルで、存分に力を発揮してもらいたいと思います。

高校時代から注目されてきた若い選手たちの台頭によって、広島カープのチームカラーが垢抜けてきたようにも感じています。


千葉ロッテの山本一徳くんの投球フォーム解析もあります。
早大時代に故障で苦しんだ時期もあっただけに、ぜひ体のメンテナンスに十分気をつけて、これからも貴重な左腕として存在感を示してもらいたいです。

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さて、オリンパスの巨額損失隠しが世界的にも話題となっています。

「損失飛ばし」
1990年代までは、金融業界でも耳にしていた言葉ですが、2011年になって再びニュースを賑わせることになるとは…。

まるで幽霊船が突如として沖合いに姿を現したような、そんな気持ちに私はなりました。

オリンパスという世界的にも広く知られるブランドが、こんなことで大きく傷つくのは本当に残念なことです。
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