外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

四年生の秋

2010-09-10 20:29:05 | 大学野球
明日から、秋季リーグ戦の開幕です。

これまで何度も申し上げてきたことですが、大学野球の秋は、四年生のためのシーズンだと私は考えています。

四年生部員たちは、子供の頃から野球が好きで好きで堪らないという若者ばかり。
しかし、その四年生の大半は、秋季リーグ戦の終了をもって野球から離れ、大学卒業後の新しい人生に向かって、各々の道を歩き始めます。
万が一、不本意な秋となってしまっても、彼らには、やり直す機会はありません。
卒業後にも野球を続けることのできる一部の部員にとっては秋季リーグ戦も一つの通過点なのかもしれませんが、大半の四年生部員にとっては、終着駅なのです。

斎藤主将以下、ベンチ入りするメンバーたちは、そんな四年生部員たちの切なる思いを背負っています。

「断じて行えば、鬼神もこれを避く」

控えの部員たち、学生コーチやトレーナーたちが笑って野球を卒業することができるよう、ベンチ入りメンバーたちは、何が何でも、相手に噛み付くような気迫をもって、敵軍に立ち向かってもらいたいです。

ガンバレ、早稲田!
ガンバレ、四年生!
最後の秋に、みんなで優勝パレードをやりましょう!
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残業中…

2010-09-09 21:56:42 | 大学野球
来週早々に必要となるデータを抽出するために、柄にもなく残業中です。

業務量を見積もってみたところ、土曜日の早法一回戦は午前中に仕事してから神宮球場へ移動、日曜日の二回戦は試合終了後に神宮球場からオフィスへ移動ということになりそうな感じで、泣けてきます。
(><)

とにもかくにも今夜と明日が勝負です


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早大新監督に岡村猛さん

2010-09-08 12:16:47 | 大学野球
早大野球部の新監督に、岡村猛さんが決まったと今朝のスポーツ紙が報じています。
以前から有力な候補者の一人として名前が挙がっているとの噂を耳にしていましたので、同世代の私は正式発表を心待ちにしていました。

岡村さんは私の1学年先輩で、山倉さん(巨人)、マックス佐藤さん、道方さんらと同期生。

名門・佐賀西高校出身の渋い二塁手で、現在は東京ガスに勤務されています。

早大在学中は、二年生からベンチ入りされて、2学年上の西村一貴さん(平安-早大-日本生命)の控えとして神宮デビュー。
1学年上の松本匡史さん(報徳学園-巨人)に代わって、二塁の定位置を確保しました。

選手としての岡村さんの思い出は、クサいボールを徹底的にカットするしつこい打撃と、軽快な守備。
吉澤、八木、松本、岡田らのプロ候補の大型選手がゴロゴロしていた当時の早大内野陣にあって、確かな技術と猛練習でレギュラーを勝ち取った苦労人です。

ある時の立教戦の打席で、岡村さんが連続10球以上ボールをカット。
立教の菊地監督が渋い表情でベンチから出てきて、主審に「今のはスリーバントではないか」と抗議しました。
しかし、その抗議は主審に認められずに、首を傾げながら菊地さんはベンチに退散。
早大学生席では「いいぞ、岡村、その調子」「こうなったら、立教の投手に、1イニング100球投げさせろ」などと、やんやの喝采を浴びたこともありました。

岡村さんは、以前から神宮球場のネット裏で熱心に早稲田の試合を観戦されています。
小柄で地味な印象ですが、とても理知的で、きちんとした礼儀作法、基本に忠実なプレーを選手全員に求められる方です。

そして、ご子息も早大野球部OBです。(岡村紘野くん、山手学院出身。宮本賢主将の代。北崎、大谷、笹沢、前田将希、萬谷、山本一徳らと同期)

必ずや、学生らしい、そして早稲田らしい野球部を築いていだだけるものと、大いに期待しております。

岡村さん、頑張ってください。
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戸籍の話題

2010-09-07 17:42:56 | 社会全般
とても生存しているとは思えない高齢者の戸籍が、日本各地で次々に見つかって、ちょっとした騒動になっています。

朝日新聞の報道によれば、まだ戸籍の電子データ化をしていない仙台市の奥山恵美子市長は、8月31日の定例記者会見で「戸籍制度の信頼を揺るがすもの。早急に対策を取りたい」とコメントしました。
法務省が各地方法務局を通じて依頼した調査で宮城県で6日までにわかった該当者では、岩沼市の150歳の女性。江戸幕府の井伊直弼(なおすけ)大老が暗殺された「桜田門外の変」が起きた1860年生まれだと。

テレビにおいても、「生きていれば、西郷隆盛と同い年」「坂本龍馬と同い年」等々、面白おかしく伝える報道が続いています。

しかし、私自身は「今になって、何を軽薄に騒いでいるのかなあ」という感想を持っています。
正直なところ、我が国の戸籍には実態にそぐわない部分が少なからずあることを、以前から感じていましたから。

そのきっかけは、ペルーのフジモリ大統領の籍が、ご両親の故郷である熊本県にも現存したという2000年頃の報道です。
その報道は、既に1934年(昭和9年)に熊本からペルーに移住していたご両親の間に1938年(昭和13年)にフジモリ氏が生まれた際、ご両親がリマの日本大使館に出生を届け出て、日本国籍を留保すると表明したために、フジモリ氏は日本国籍を取得したというもの。

明治維新後から第二次大戦前まで、労働力過剰であった日本の農村から、アメリカ合衆国、ブラジル、ペルーなどに、数多くの方々が移住されて、大変なご苦労をされたと聞きます。
「移民」ではなく「棄民」であったという指摘さえあるぐらい、劣悪な環境の中に放り込まれたというのが実態のようです。

そんな状況で辛酸を舐めて苦労されている方々に子供が生まれた場合、フジモリさんのご両親のように、できるものであれば、我が子に祖国日本の国籍を留保しようと現地の大使館に届出に行ったというのは、親の心情として痛いほど理解できるものです。

フジモリ氏と同様のケースは、多くの移民先の国々で、数え切れないほどあったと想像されます。
ただ、そのような経緯で海外在住の移民の方々が有することとなった戸籍について、その後、きちんとしたメンテナンスの対象となることは期待できません。
移民先の国々から、転居、結婚、養子縁組、死亡などの届けが本籍地の役所に漏れなく届くとは、到底考えられないからです。

ブジモリ氏が国籍の残る日本に亡命するという事件が起きた10年前に、「実態のない戸籍が、相当数残っているんだろうなあ」と感じた人は、私以外にも多かっただろうと想像します。

マスメディアは、国内在住のご老人の死亡届が出されなかった一連の事件と戸籍の問題を同列に扱って、面白おかしく報道するばかり。
全くお粗末な報道姿勢だと、私の目には映ります。

あまりにも不勉強で情けないと思います。
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AERA今週号

2010-09-06 21:03:31 | 大学野球
「こんな大学に入りたい100選」という見出しに誘われて、AERAを買いました。

記事の中には早稲田も登場します。
「かつてはマスプロ教育の代名詞だった」という下りには、苦笑いしつつも賛同します。

AERAの論調は、マスプロ教育の代表格であった早稲田も、今やゼミや施設の充実を通じて、面倒見の良い大学へと変身を遂げているというもの。

ただ、大学進学時の私の感覚でいえば、「個々の学生を放ったらかしにしてくれて、勉強したければ個人の意志でやる、クラブ活動をやりたければ生活の99%をクラブ活動に充てることの許される、自由の学校」という理由で、早稲田を選んだように思います。
一言でいえば、「大学よ、いちいち、かまってくれるな」という感じでしょうか。

とはいえ、厳しい社会に卒業生を送り込むことを考えれば、何かしなければと大学当局が心配する気持ちも理解できます。

しかし、だからといって出席率とか、表面的なアプローチを早稲田には選んでもらいたくありません。
卒業の可否を決める時に、社会科学系であれば、例えばTOEIC700点以上と簿記1級を条件にするなど、実のある基準を最終時点で満たすことが必須、あとは各科目のテストで及第点を取ればOK。
前倒しで取るか、後で取るかは、一人ひとりが考えてやれ、というような、大雑把ながらもツボを押さえた決めごとが、私の考える早稲田っぽさです。

大学当局も、学内の試験のみを基準にする妙なこだわりを捨てて、外部試験の結果を柔軟に受け入れるべきです。

例えば、外交官試験、不動産鑑定士、あるいは英検一級に合格した学生は、それで卒業を認定して、何が悪いのでしょうか。

ラジオ体操の出席カードにスタンプを押してもらって喜んでいるような大学生、あるいは、ポイントカードを貯めてニンマリしているような大学生はツマラないですし、そんな基準で優等生になっても、実社会で戦力にならないケースが多発するでしょう。

理科系のことは分かりませんが、文科系で理論的に学問を本格的に追求するのは、修士課程からで良いのではないでしょうか。
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言葉と向き合う

2010-09-05 16:21:58 | 大学野球
9月に入っても、少しも秋の気配を感じ取ることのできない猛暑日が続いています。

とはいっても、次の土曜日からは秋季リーグ戦。
僅差の戦いを勝ち抜いて、11月に勝利の美酒が待ってくれていることを信じて、応援に力を注いでいきたいと思います。

さて、このブログは、私にとって応援活動の重要な部分を占めているわけですが、ブログを毎日更新していくことは、なかなかしんどいことです。
仕事、家族の健康や体調など、毎日の生活で予期せぬ変動があった時には、感情も揺れ動きがち。
それでも、感情を可能な限り制御して「言葉」と向かい合い、適切な表現でのブログ更新に努めることが必要となるからです。

この「言葉」と向かい合うことに関して、とても参考になる2つのお話に接することができました。

まず、「日本一の国語教師」と呼ばれた、故・大村はまさんの評伝。

大村さんは、昭和30年代から東京の大田区で中学教諭を務めていらっしゃった伝説の国語教師。
新聞、雑誌、広告、漫画の切り抜きを使った手作りの教材を使用質して、生徒一人ひとりに応じた課題を与える。
生徒が、自らの言語能力を総動員せざるを得ない授業であったそうです。

その大村先生が、ある時、どのように自叙伝を書いて良いのか悩む生徒に、「書くということは、選ぶこと、捨てること。それが表現するということだ」と助言しました。

事実をありのまま書かず、あったことを書かないこともある。
中学を卒業して四十年も経ったオッサンの私にも、大村先生の教えは、感じ入るものがあります。

大村先生のおっしゃるような表現力には全く及ばない私ですが、確かな道しるべを示していただきました。

「評伝 大村はま」(小学館)という書籍、ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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もう1つは、早稲田の野球部OB・鍛治舎巧さんのお話です。

早大時代は、リーグを代表する強打者として活躍されて、卒業後は松下電器(現・パナソニック)でビジネスマンとしても力量を発揮されて、現在は役員として経営陣の一翼を担っていらっしゃる鍛治舎さんは、甲子園のテレビ解説者としても有名です。

今夏限りで、テレビ解説のお仕事を卒業されるという鍛治舎さんは、試合の中から、誰もが見過ごしてしまうような長所、好プレーを見つけ出し、温かいコメントで応援されてきました。

ある方から聞いたところによれば、鍛治舎さんは次のような信条に基づいて、テレビ解説をされていたそうです。
「甲子園球児は、一生に一度の晴れ舞台でプレーしている。その試合の録画は、彼らの生涯の宝物」
「きっと本人も、家族も、そして将来の奥さんやご子息とも一緒に、繰り返し試合の映像を見ることになる」
「そんな貴重な映像の一部となるテレビ解説なのだから、少しでも彼らにエールを送ることのできるような言葉を探しだして解説したい」

さすがに、世界に冠たる企業で重役になる方の目線は、一味違います。
そして、鍛治舎さんのような方々が見守っていらっしゃるところでプレーする、球児たちは幸せです。

NHKの全国放送と私のブログでは、まさに月とスッポンの違いがあります。
それでも、鍛治舎さんのような目線で、大学野球に接していきたいと、改めて感じ入る私でありました。
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駒沢大学に勝利

2010-09-05 12:16:11 | 大学野球
本日行われた駒沢大学とのオープン戦は、2対0で勝ちました。

これでオープン戦の全日程を終了。
次の週末から、いよいよ秋季リーグ戦です。
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東京農大に敗れる

2010-09-04 16:44:48 | 大学野球
本日行われた東京農大とのオープン戦は、4対5で敗れました。
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亜細亜大に快勝

2010-09-03 20:22:18 | 大学野球
本日の亜細亜大学とのオープン戦は、4対1で早稲田が快勝しました。
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日体大に惜敗

2010-09-02 19:47:14 | 大学野球
本日行われた日体大とのオープン戦は、1対2で敗れました。

さて、コンビニで目にとまった『テスト珍解答500連発』(鉄人社。500円)という本を買いました。

全国の小学校から高校の校内テストにおいて、実際にあった珍解答を集めた本なのですが、これが実に愉快なのです。

B級ギャグが好きな方は、ぜひ買ってみてください。
正解が分からずに、苦し紛れに書いたと思われるもの
正解が分からずに、開き直って書いたと思われるもの
あるいは正解が分かっているくせに、妙な解答を書いたと思われるもの
一言で珍解答といっても、実に様々なのです。

その一部をご紹介します。

まず社会科。
(問題)
織田信長が家臣の明智光秀に討たれた事件を何と言うか
(解答)
本能寺の恋
※やはり、森蘭丸が絡んでいるのでしょうか…

(問題)
1932年5月15日、当時の首相であった犬養毅が海軍の青年将校たちによって暗殺された。
この事件を何と言うか
(解答)
犬養毅殺人事件
※作者は、山村美紗さんだったかも

次に音楽
(問題)
次の音楽記号の読み方を答えよ
ff
pp
(解答)
ff:ファイナル・ファンタジー(正解はフォルテッシモ)
pp:プッチン・プリン(正解はピアニッシモ)

次に国語です
(問題)
『どんより』という表現を使って、文章を作りなさい。
(解答)
私は、カツ丼より天丼の方が好きです

(問題)
『藪から棒』という表現を使って、文章を作りなさい
(解答)
そんなこと、藪から棒に言われても、できませんよ
※担任の先生が、この解答を○にしたのか、×にしたのか、私は非常に興味があります
(;^_^A

最後に英語です。
(問題)
次の文章を和訳しなさい。
Hi, Mike, you are cool.
(解答)
ヒッ!ミケ!
お前は冷たい猫だね
※もちろん正解は、「ハーイ、マイク!君はイカシてるね」です

(問題)
次の文章を和訳してください。
John was born in 1940.
(解答)
ジョンの骨は、1940本だった。

(問題)
次の文章を和訳しなさい。
Bob enjoyed a footoball game.
(解答)
ボブはフットボールゲームをエンジョイした。
※殆ど和訳していない解答ですが、間違いとも言い切れませんね…

(問題)
次の文章を英訳しなさい
「この問題は、難しすぎて私には解けません」
(解答)
Me too.
※この生徒は、正解を分かっているのに、素直に答えなかったような気がしますけれど

(問題)
次の文章を和訳してください。
You must not go to the park.(あなたは、公園に行ってはいけません)
(解答)
どうして、行ってはいけないのですか?

(問題)
次の文章を和訳してください。
If you meet Mr. Smith, please send my best regads to him.(スミスさんに会ったら、よろしく伝えてください)
(解答)
きっと会わないと思うので、嫌です
※最後の2問の場合、先生と生徒との間に、簡単には埋めることのできない、深い溝を感じます
(><)

このテの話題は、ウケる人とウケない人がはっきり分かれるのですが、私は前者です。
こんなやりとりを愉快と感じた方は、ぜひ買ってみてください。
なにしろ500連発ですから。
\(^O^)/

それにしても、先生という職業も、楽ではありませんね
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