早稲田で二度にわたって監督をお務めになった石井連蔵さん(水戸一高)が野球殿堂入りされました。
歴代監督の中に同姓の石井藤吉郎さん(水戸商業)がいらっしゃるので、多くの方が「連蔵さん」とファーストネームで呼ばれます。
連蔵さんの教え子の1人が書いたコラムです。
選手としては、投げてはエース、打っては4番打者という二刀流だった連蔵さん。
二十歳代で監督に就任した当時は、投げても打っても、現役部員より上手かったといいます。
雨のために室内で練習していたところ、雨が雪に変わりました。
すると連蔵さんは「外で練習しろ」と指示。
「もし慶応が外で練習していたらどうする。慶応に負けていられるか」
対校意識に燃える連蔵さんは、東京六大学野球を鮮やかに彩る 個性だったと思います。
明治の島岡御大と同様に。
連蔵さんに殿堂入りのお祝いをするためには、慶応に勝ってのリーグ優勝しかありませんよね、小宮山さん。
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個人的には東京五輪マーチ、モスラの歌にも惹かれるところがありますけれど、一番を選ぶならば紺碧しかありません。