外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ノースアジア大学に惜敗

2016-03-28 08:45:46 | 都立青山高校
ノースアジア大学とのオープン戦に、2対3で早稲田は惜敗しました。

若手投手陣で臨んだ早稲田。
3失点は想定内と考えられるので、2得点にとどまった攻撃に課題が残りました。

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昨日は 青山高校のクラスメイトが西新宿に集まり、昼飲みしました。
開業医、大企業の役員、完全リタイア組など状況は様々ですが、みんな元気。
実に楽しい時間を過ごすことができました。

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折しも、3月26日 土曜日の朝日新聞夕刊に、高校生の政治活動に関する記事が載りました。
青山高校も登場します。

沖縄の嘉手納基地から米軍のB52爆撃機が北ベトナムを目指して出撃し、ベトナムからは戦死した米軍兵士の棺が厚木基地に連日空輸されてきた1960年代。
米軍による住民虐殺事件も発生し、世界中から批判の声があがりました。
ソンミ村虐殺事件 - Wikipedia


あの騒然とした時代の空気の中で、高校生たちが政治に関心を持つのは自然の成り行きでした。

記事によれば、都立新宿高校の全共闘には坂本龍一さん(音楽家)、塩崎恭久さん(現在の厚労大臣)も加わっていました。
愛知県立旭丘高校の写真には、全校生徒1,535名のうち1,048名がデモに参加したと記されています。

都立青山高校では機動隊が導入されて何名もの逮捕者が出るという悲しい結末となりました。

あの事件を振り返って、現在の青山高校の小山利一校長は「当時の青高生のとった行為は決して許されるものではありませんが、その姿勢には見習うべき点もある。大きく社会が変わろうとしている今の日本で、このままでいいのか、考えて欲しい」と生徒に呼び掛けます。
"自由の青高"は今も健在です。

あの時代に自由と平和を希求する高校生たちの活動を、極左暴力集団の仕業と決めつけていては、真実が見えてきませんし、歴史から学ぶこともできませんね。




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