外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

東北福祉大にサヨナラ負け

2016-03-31 08:08:13 | 大学野球
東北福祉大とのオープン戦は、6対7で早稲田がサヨナラ負けを喫しました。

試合の随所で守備の乱れがあって、粗い試合展開に。
最終的には その失策が敗戦につながるという残念な結果でした。

このような試合があると、高橋広監督が、時には打撃には目をつむって守備力を重視して選手起用されるのも納得します。

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センバツは、智弁学園と高松商業が決勝戦に勝ち上がりました。

早大OB 鍛治舎監督率いる秀岳館は、延長戦で涙を飲みました。
秀岳館あぁ延長負け…鍛治舎監督脱帽、全国Vお預け - 高校野球 : 日刊スポーツ


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その秀岳館を破ったのは古豪 高松商業。
昨秋の明治神宮大会優勝の実力を甲子園でも証明しました。

私のような年齢の野球ファンにとって、「四国四商」と呼ばれる高校名を聞くと、掛け値なしに畏敬の念が湧いてきます。
四国四商とは、言うまでもなく、高校野球の名門 高松商業、松山商業、徳島商業、そして高知商業を指します。

高松商業はセンバツ第1回優勝校ですが、伝統の「志摩供養」の復活も今大会で話題になっています。
高松商、塁上で伝統「志摩供養」 古豪ゆえの誇りと責任:朝日新聞デジタル


志摩供養について、Wikipediaの解説を引用します。
『1924年、第1回センバツで高松商が優勝を果たした。
この時、高松商の三塁を守っていたのが志摩定一選手である。
志摩はこの後、胸部疾患を患ったが、夏の予選にはそれを隠して出場し続けた。
このため病状は悪化し同年冬に逝去した。
この時、「自分が死んでも魂だけは高商の三塁を守り続ける。」という遺言を残したという。
この遺言の精神を守り、また志摩を供養するため、高松商の試合では1回の最初の守備に就く前に、ナインが三塁ベースを囲んで肩を組んで、主将が水を含みベースに吹き掛け、「さあ行こう」と声をかけてからそれぞれのポジションに就くという儀式「志摩供養」が始まった。
この儀式は1978年に高野連の会長・佐伯達夫により禁止されたため、以降の甲子園出場時には行われていなかったが、現在は香川県大会でのシートノック終了時に行われている。』

甲子園で禁止された理由は、儀式に時間がかかり、宗教的な儀式のようにも映るというもの。

地方大会で行われている本来の志摩供養は、こんな感じです。
高野連が問題視するほどのことはないと私は思うんですが………
"高松商業 志摩供養" を YouTube で見る


復活バージョンにはナインの3塁集合こそありませんが、甲子園での志摩供養復活は、個人的に とても喜ばしいことだと思っています。

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伝統を重んじる高松商業ですが、合理的な一面もあります。

高校球児の荷物といえば、校名の入ったショルダーバッグが定番。
でも高松商業は、いち早くリュック型を採用しました。
かばんはリュック型、つばは平らに… 球児の流行に変化:朝日新聞デジタル


記事にあるように、野球帽のツバを平らにするのが新しい潮流のようです。
早稲田大学でも、私たちの世代の選手は、ツバが真っ直ぐでした。
いつの頃からか、殆どの選手がツバを曲げて被るようになりました。

どちらがプレーしやすいのか分かりませんが、真っ直ぐのツバの方が伝統と格式を感じるような気がして私は好きです。










Comment (1)
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