外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

明日はドラフト会議

2015-10-21 11:08:44 | 大学野球
明日はドラフト会議。
早稲田からは、河原、茂木、重信の3選手が志望届を提出しています。

プロ野球は、入ることも難しいこともさることながら、入ってからも激烈な生存競争が待つという厳しい世界。

それでも、それに挑戦することを目指して少年野球時代から頑張ってきた彼らです。
何とか夢のスタートラインに着くことができるといいですね。

彼らの入学当時を思い出します。

河原くんは3塁を守っていました。
大阪桐蔭では4番打者でしたが、大学では木製バットへの対応に手間取り、なかなか定位置が獲れずに内野を転々とする下級生時代を過ごしました。
今年は遊撃手としてスタートしましたが、傷めたヒジを考慮して2塁に定着しました。
先にお知らせしたように、来たる早慶戦では連続試合安打のリーグ記録に挑み、歴史に名を刻もうとしています。

木のバットに苦しむ河原くんを押しのけて、いきなり3塁の定位置を獲得したのが茂木くん。
桐蔭学園時代は俊足強打の遊撃手として有名でした。
その当時からプロ球団のスカウトから注目されていまして、あるスカウトが「大学四年間、放牧して、成長を見極める」というので、「そうか、大学野球はプロ球団から見たら牧場なのか」と思いました。
四年生になり、卒業した中村奨吾くんの後釜として2塁にコンバートされて練習を始めていましたが、故障者発生によるやりくりの結果、年間を通して古巣の3塁でプレーすることになりました。
昨年秋季リーグの首位打者ですから、茂木くんは「牧場」で大きく育ちました。

重信くんは早実時代から二塁手でした。
ちょうど渡邉侑也二塁手(聖光学院。現在は鷺宮製作所)の卒業と入れ替わりで大学に入学したのですが、その春から中村奨吾選手(当時2年生。天理高校。現在は千葉ロッテ)が2塁にコンバートされてレギュラーに定着。
そこで重信くんの素質にも期待していた岡村監督は、彼を外野にコンバートしました。
今や、六大学を代表する俊足巧打の外野手となり、この秋季リーグ戦では打率1位を突っ走っています。

さあ、運命の1日がやってきます。
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