外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

コンプレックスの裏返し

2014-09-30 17:23:55 | 映画、テレビ、漫画
BSでワールドニュースを眺めていたら、俳優のジョージ・クルーニーさんの結婚式を報じていました。
ジョージ・クルーニーさん、ベネチアで挙式 - (1/2)


結婚のお相手は、女性弁護士さん。
文字どおり才色兼備の女性です。

才色兼備といえば、以前も話題にしたことがありましたが、ジョージ・クルーニーさんのお母上はローズマリー・クルーニー。
彼女も、歌が得意で類い稀なる美貌のハリウッド女優でした。

映画 White Christmasの一場面

島国で育った日本人の多くは、ハリウッド映画を通して欧米人の容姿や暮らしぶりを知ることになりました。

黄金時代のハリウッドで活躍した美男美女の役者さんたちの華やかな映像を眺めながら外国人のイメージを醸成したのですから、大半の日本人が欧米に対する憧れ、そして同時に悔しさ、あるいはコンプレックスを抱くようになるのも無理からぬところですね。

一方、その欧米人コンプレックスの裏返しで、同じアジアに住む人々を「近代化の遅れた後進国の民」と蔑視する気持ちも日本人の心の中に芽生えてしまいました。

日本人としての誇りは、例えば「常に紳士たれ」と自らを謙虚に律する形で表現すべきものだと思うのです。
ヘイトスピーチなど他民族の人々を罵り蔑む、Japanese onlyの垂れ幕、そんな屈折した方法で誇りを表現しようとするのは全く感心しません。

早稲田マンとしての誇りについても、似たようなことが言えますね。
早明戦で連敗し、Facebookなどで選手や監督に対して敗戦の憤りをぶつけて、憂さ晴らしというか、悔しさを紛らわそうとする書き込みが散見されます。
残念なことです。

ともあれ、私は1954年公開の不朽の名作「White Christmas」でローズマリー・クルーニーさんの美貌に酔いしれて、東大戦に向けて気持ちを立て直すことにいたします。
季節的には少々早すぎますが……
(^^;;

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