酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

北京五輪 日本の金メダルは6個?

2008-08-08 04:45:56 | Weblog
 話題(問題?)満載の北京五輪がいよいよ、きょう開幕する。まず注目されるのが北京の天候である。現地の予報では日中は雨だが、開会式が行われる夕方からは曇りになりそうだ。中国科学技術陣が事前降雨作戦を展開する局面があるかどうか。


 揃いの服装での応援はダメ、「がんばれニッポン」などと書いてある旗は政治スローガンに当たるからダメ、ただの横断幕もダメ、ラッパや太鼓もダメ、と競技場はダメダメ尽くしである。超人たちの神聖な戦いを神妙に観戦しましょう、ということか。


 昨夜のサッカーでもその傾向は現れていたが、日本選手へは声援よりブーイングの可能性が高い。日中で有望種目が重なり合う傾向もあり、体操や柔道で同じ組になったり対戦することになったら大騒ぎだろう。


 日本選手団の目標は史上最多のメダルラッシュに沸いた前回アテネ大会の再現だ。だが、これはかなり厳しいと見なければならない。1984年のロス五輪以降6大会で獲得した金メダルは計41個。1大会当たり7個弱となり、16個も稼いだアテネが例外なのだ。メダルの総数は137個で、1大会では23個弱となる。アテネとロスで30個以上獲得したのが利いているためで、ほかの大会では概ね20個弱が相場だ。


 一足早く始まったサッカーは、男子が負け、女子は引き分けと重苦しいスタート。日本選手団の前途を暗示しているかのようだ。


 と考えてくると、金メダルは3~7個、メダル総数は20個前後と見るのが妥当だろう。では誰が金を獲るのか。柔道の内柴と谷本(女)、女子レスリングの吉田と伊調馨、競泳の北島は200で。柔道は名前が変わるかもしれないし、もう1個くらいの上積みもあり得る。体操は種目別で1個取れれば上出来だろう。


 ソフトボールと野球は運次第、野口みずきは予定のトレーニングをこなせなかったのは大きなマイナス要因だ。ハンマーの室伏に二匹目のドジョウはいない。


 メダル候補となると数が多すぎて書ききれない。競泳、柔道、女子レスリング、体操男子などなど。楽しみにしているのはメーンの陸上だが、世界が強すぎる。一発マグレで高跳びの醍醐、どこかの国がバトンを落として男子400リレー、苦労を重ねた競歩の山崎あたりに光が当たればうれしい。

 日本勢以外では陸上男子百メートル、バスケの米ドリームチーム復活なるかといったあたりに注目したい。最も目が離せないのは、場外のできごとだったりして。無事に聖火が消えることを祈りたい。


 
コメント
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