天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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5月16日(火): フォーマルハウトのディスク/ミッション別ページ

2023年05月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

フォーマルハウトのダストの多いディスク

 フォーマルハウト(Fomalhaut) は、南のうお座の方向、惑星地球から25光年の明るい星である。天文学者達は、1980年代にフォーマルハウトの過剰な赤外線放射に初めて注目した。以来、宇宙と地上ベースの望遠鏡は、この赤外線放射の源を、 熱く若い星を囲む惑星システムの証拠、ダストの破片のディスクとして確認した。しかし、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線装置カメラからのこの鋭い赤外線イメージは、恐らく、埋め込まれているが見えない惑星達によって形づくられ維持されている、衝突し合っている天体と内部のダスト・ディスクの可能性がある証拠とギャップ、外側のリングの大きなダストの雲を含めて、これまで見られなかったフォーマルハウトの破片のディスクの詳細を明らかにしている。地球と太陽の平均距離、天文ユニット(au)による尺度が左下に描かれている。我々の太陽系の海王星の軌道を越えた小さな氷の天体と破片のカイパーベルトの距離の2倍くらいに、フォーマルハウトの外の星周ダスト・リングが横たわっている。

<ひとこと>: 「今日の天文写真(Astronomy of the day)」に掲載された記事です。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のサイトからの発表は こちら から。イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

 

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5月15日(月): スカイラブ1号打上50周年/ミッション別ページ

2023年05月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

スカイラブ1号打上げ50周年

1973年5月14日、NASAのケネディ宇宙センターから無人のスカイラブ1号/サターンⅤ宇宙船が打ち上げられ、煙の雲が周辺に渦巻いている。このスカイラブ1号の積載物には、軌道の作業場、アポロ望遠鏡マウント、マルチドッキングアダプタ、エアーロックモジュールなど、宇宙ステーションの主要構成要素を含んでいた。スカイラブ2クルーは、アポロ指令とサービス・モジュールに乗って、後日、宇宙ステーションに打上げる予定だった。
スカイラブは低軌道での恒久的な運用への道を開くのに役立った。1973年5月25日から1974年2月8日までの人間搭乗の過程で、3人のクルーがスカイラブを訪れ、物理、天文、生物科学の分野での270の科学的および技術的調査を行った。これらの活動は、我々が現在国際宇宙ステーションで行っていることの先駆けであった。

<出典>: 「スカイラブ(Skylab)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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5月14日(日): 西之島、日本/ミッション別ページ

2023年05月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙から見た地球:西之島、日本

このコペルニクスセンチネル2のイメージは日本の西之島を示している。
ズームインしてこのイメージを10メートルのフル解像度で探索するか、〇をクリックして詳細を確認しよう(後述)。

小笠原諸島の一つである西之島は、東京から南に約千キロメートル離れた小さな無人の火山島である。環太平洋火山帯の西端に沿った火山活動によって、実際には水没した火山の先端であるこの島が生まれた。

1974年までは、水没したカルデラの尾根の一部しか見えず、島の長さは約700メートル、幅は約200メートルであった。以来、西之島は爆発的な活動と穏やかな期間を交互に経験してきたが、長年にわたる様々な噴火による溶岩によって島は大きくなった。

このイメージは2021年2月に取得されたもので、島は南北方向に約 3.2 km、東西方向に約2kmである。

島の周りの水の黄色がかった色は、火山活動による火山の鉱物、ガス、海底堆積物によるものである。南東に約10キロ伸び、海流が明るい緑の渦巻きに変わっている。

ガスと蒸気の噴煙が火山から昇り、太平洋を北東に漂っているのを見ることができる。噴煙が高くなると蒸気が凝縮して雲を形成する。

火山の噴煙は、灰が酸素の供給を汚染してジェットエンジンに損傷を与える可能性があるので、航空業界にとって特に懸念事項である。衛星の大気センサーは、噴火によって放出されるガスとエアロゾルを識別し、それらのより広い環境への影響を定量化し、航空業界に早期警告を提供するのに役立つ。

衛星のデータは、火山活動をよりよく理解するためにも使用できる。光学機器とレーダー機器は、溶岩流、土砂崩れ、地盤の亀裂、地震を画像化し、被害の評価に使用できる。

<扱い方>: 下の「出典」のリンクから該当するページを探し、左上図のような〇印をクリックすると、その部分を拡大し、概略の英語解説を見ることができます。一方、左上のイメージは説明なしの高精細イメージに直接リンクしています。
なお、ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は、同時に複数の記事が掲載されます。リンク先から該当する記事を探してください。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」


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5月13日(土): 花咲くカリフォルニア/ミッション別ページ

2023年05月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙からの地球:花咲くカリフォルニア

2023年4月8日にコペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージは、ロサンゼルスと南カリフォルニアの後背地の一部を示している。このイメージを探査するために、10メートルの解像度でズームインするか、より学ぶために〇印をクリックしよう(後述)。

米国で二番目の居住者を持つロサンゼルスの広がるメトロポリタン・エリアが、イメージの下に灰色で見ることができる。サン・バーナーディーノ(San Bernardino)市がロサンゼルスのおよそ100キロメートル東にある。右下の明るい緑と、暗い青のいくつかの湖が確認できる。北の都市の境界の、アンヘレス(Angeles)とサン・バーナーディーノ(San Bernardino)国有林の植物の生育するエリアが、サンガブリエル(San Gabriel)とサンバーナーディーノ山脈の山麓の丘に見える。最高 3068 メートルのサンアントニオ(San Antonio)山と周囲の山頂が雪で覆われている。モハーヴェ砂漠(Mojave Desert)がイメージの上部を支配している。

長年続いた干ばつの後、カリフォルニアは、最近、記録破りの冬の降水を経験している。宇宙からも見えるように花のフィールドが広がっている。ポピーの鮮やかなオレンジと黄色や、ランカスター(Lancaster)の西、アンテロープ(Antelope)谷、ウォーカー峡谷(Walker Canyon)で最も目立つ、咲く野草の花がイメージを通して見ることができる。

<扱い方>: 下の<出典>のリンクから該当するページを探し、図のような〇印をクリックすると、その部分を拡大し、主な地勢等の概略の英語解説を見ることができます。説明なしの高精細イメージは こちら から。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」


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5月12日(金): ウェッブ、系外惑星に水蒸気を見つける?/ミッション別ページ

2023年05月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ウェッブが水蒸気を見つけたが、岩石の惑星またはその恒星からだろうか?

宇宙で最も一般的な星は赤色矮星であり、そのことは、岩石系外惑星が赤色矮星を周回しているのが見つかる可能性が最も高いことを意味している。赤色矮星は冷たいので、その惑星が液体の水を有するのに十分な暖かさを保つためには、狭い軌道のハビタブルゾーンになければならない。このような恒星達は活動的であり、特に若いときにも活発で、惑星の大気を破壊する可能性のある紫外線やX線の放射線を放出する。その結果、天文学における重要な未解決の問題の一つは、岩石惑星がそのような過酷な環境で大気を維持できるかどうかである。
その疑問に答えるために、天文学者達は、NASAのジェームズウェッブ宇宙望遠鏡を使って、 GJ 486 b として知られる岩石系外惑星を調査した。それは親星に近すぎてハビタブルゾーン内に収まらず、表面温度は摂氏430度である。それでも、ウェッブの近赤外分光器(NIRSpec)を使った彼らの観測は水蒸気のヒントを示している。水蒸気が惑星に関連している場合、それはその灼熱の温度とその星に近接しているにもかかわらず、それが大気を持っていることを示している。水蒸気は以前にも気体を有する系外惑星で観測されたことがあるが、これまでに岩石系外惑星の周囲で大気が確実に検出されたことはない。但し、チームは、水蒸気は恒星自身からであり、惑星からではない可能性があると警告している。

GJ 486 b は地球より約30%大きく、質量は3倍であり、このことは地球よりも重力の強い岩石の世界であることを意味している。赤色矮星の周りを地球日で1日半弱で周回しており、昼の側と夜の側が固定された潮汐ロックされていると予想される。

<出典>: 「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ジェームスウェブ宇宙望遠鏡のコーナーからの発表は こちら から。

 

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5月11日(木): 2024年4月の皆既日食のマップ/ミッション別ページ

2023年05月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2024年4月の皆既日食のマップ

来年4月8日、皆既日食(Total Solar Eclipse)が、メキシコ西からカナダ東部まで、テキサス州の南で米国を入りメイン州の北で出て、北アメリカを横断するだろう。北アメリカの全てが、少なくとも部分日食を経験するだろう。此処に示されているのは皆既食の通り道のマップである。皆既日食を見た多くの人々は、彼らの生涯の残りの間にそれについて語る。ウォーミングアップとして、今年後半、10月中旬に、環状日食(Annular Solar Eclipse)が見られるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 先のことですが、非常の狭い範囲まで予知しているという意味で取上げました。イメージをクリックして原画で確認してください。但し、これはあくまで北アメリカでのことです。念のため。

 

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5月10日(水): アニメーション、ブラックホールの大きさを示す/ミッション別ページ

2023年05月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのアニメーション、宇宙最大のブラックホールの大きさを示す

新しいNASAのアニメーションが、超大質量ブラックホールの「巨大さ」を強調している。これらのモンスターは、我々のミルキーウェイを含むほとんどの大きな銀河の中心に潜んでおり、太陽の100万倍から数百億倍の質量を含んでいる。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<アニメーション動画>: イメージのリンク先は動画 Youtube です。

<ひとこと>: ブラックホールの「巨大さ」をアニメーションでご覧ください。 Youtube が視聴できないときは上記「出典」からご覧ください。


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5月9日(火): 銀河、ジェット、ブラックホール/ミッション別ページ

2023年05月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

銀河、ジェット、そして知られたブラックホール

明るい楕円銀河メシエ87(M87)の超大質量ブラックホールのイメージが、2017年に、地球のイベント・ホライズンズ望遠鏡によって、史上初めて撮影された。 おとめ座銀河団の約55万光年の巨人 M87 は、スピッツァー宇宙望遠鏡からのこの赤外線画像に、青い色合いで描かれた大きな銀河である。 M87 はほとんど形がなく雲のように見えるが、このスピッツァーのイメージでは、銀河の中央領域から発するジェットを比較的詳細を記録している。
右上の挿入図に示されているジェット自体は数千光年に及ぶ。右に見られる明るいジェットは我々の視線に近づきつつあり、反対に、特に見えない退くジェットによって生まれた衝撃波が、素材のかすかな弧を照らしている。

右下の差込みには歴史的なブラックホールのイメージが概要で示されている。スピッツアイメージでは完全には未解決の、落ち込む素材によって囲まれたこの超巨大ブラックホールが、活動銀河 M87 の中央からの相対的なジェットをドライブする巨大なエネルギーの源である。

イベント・ホライズンズ望遠鏡の M87 のイメージが、今、有名な超巨大ブラックホールのより鋭い視界を明らかにするために画質を高められた。 

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 大判は壁紙サイズ(1600 × 900)に変換したものです。


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5月8日(月): 月の南極地域を撮る/ミッション別ページ

2023年05月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのシャドウカム月の南極地域を撮る

<図>:前例のない詳細のシャクルトンクレータ(Shackleton Crater)。
      初めに右下の図をクリックして大判から矢印の先を確認してください。

NASAのアルテミスⅠミッションの成功と、最近のアルテミスⅡのクルーを指名よって、アルテミスⅢの間の、人類初めての月の南極地域への旅に向けた準備が順調に進んでいる。この準備のために、NASAの科学者達とエンジニア達は、宇宙における我々の場所と、かってない遠くに冒険するのに役立つ科学的知見を生み出すことを約束する、この影の領域について可能な限り学んでいる。

科学者達が情報を収集する方法の一つは、影のカメラ(ShadowCam)と呼ばれる高感度光学カメラの使用である。このNASAの機器は、2022年8月に打ち上げられた KARI (韓国航空宇宙研究院)の、 DANURI (ダヌリ)とも呼ばれる KPLO (韓国パスファインダー月周回機)に搭載された他の五つの韓国の機器とともに飛行している。

マリン・スペース・サイエンス・システムズとアリゾナ州立大学(ASU)によって開発された ShadowCam は、同等の月面カメラよりもはるかに光感度が高い。直射日光が当たらない恒久的に影のある領域の高解像度画像を取得し、アルテミスミッションやロボットミッションの科学や探査計画に役立てる。

昨年12月にダヌリが月周回軌道に入って以降、 ShadowCam は月の北極と南極領域のイメージを定期的に撮ってきた。以下に強調表示されているのは、これまでのいくつかの傑出したイメージとそれらが明らかにするものである。

--- 以下略。

<参考>: 地球照(Earth shine)-- 太陽光を含まず地球から反射される光のみで照らされる輝き。

<ひとこと>: 記事は一部を切り出したもの。一連のイメージの大判は、左から、ABC、をクリック。

<出典>: Moon to Mars

 

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5月7日(日): 船からの日食/ミッション別ページ

2023年05月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

船からの日食

4月20日に、概ね陸地への接近を避けた狭い経路に沿って、珍しい皆既食またはハイブリッド食をもたらす新月の影が惑星地球の南半球を走った。インド洋からオーストラリアの西の沖までの、皆既食の軌跡のセンターラインの近くの海上の食の追跡者達は、合計62秒の食を見ることができた。
この海上の食のイメージでは、宇宙に向かって流れる、活動的な太陽の壮大な大気圏と太陽のコロナを捕えている。 1/2000 から 1/2 秒までの11の露出の一つの合成写真が、皆既食の間の、完全には見ることのできないコロナの詳細に至る、明るさの拡がった視界を記録している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 文章は概略です。


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5月2日(火): お知らせ/彗星との遭遇/ミッション別ページ

2023年05月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 5月3日~5月6日の更新は休みます。

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SOHO、彗星との遭遇

この合成イメージは、NASA/ヨーロッパ宇宙機関のSOHO(Solar and Heliospheric Observatory)の LASCO コロナグラフにによって観測された最も明るい彗星のコレクションを示している。これらの彗星のほとんど全ては、サン・グレーザ(Sungrazer:太陽をかすめるように通過する彗星)プロジェクトに参加している市民科学者達によって発見されている。これらの LASCO のイメージを調査することによって、誰でも新しい彗星を報告し、新しい発見をすることができる。
LASCO はコロナとして知られる太陽の外側の大気を調査しているが、強力な彗星ハンターでもある。 SOHOは、その26年間の運用で 4500 を超える彗星を観測し、歴史上最も成功した彗星ハンターとなっている。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 

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5月1日(月): 巨大な銀河集団の初期宇宙/ミッション別ページ

2023年05月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 5月3日~5月6日の更新は休みます。

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ウェッブ、巨大な銀河集団の初期の宇宙の前篇を明らかにする

NASA/ヨーロッパ宇宙機関/カナダの望遠鏡のこのイメージで強調された七つの銀河は、ビッグバン後6億5千万年に相当する、天文学者達が赤方偏移 7.9 と呼ぶ距離にあることが確認された。このことは、これらを、これまでに発展途上の集団の一部として分光器で確かめられた最も初期の銀河達にしている。

ウェッブによって確認されたこれらの七つの銀河は、NASA/ヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡のフロンティアフィールド計画のデータを使った観測の候補として最初に確立された。この計画では、非常に遠い銀河を詳細に観測するために、ハッブルの時間を重力レンズを使った観測に使った。ただし、ハッブルは近赤外線を超える光を検出できないために、観測できる詳細さは低かった。ウェッブは、ハッブルによって探査された銀河達に焦点を当て、イメージに加えて分光器の詳細なデータを集めるこの調査を取上げた。

天文学者達は、ウェッブの近赤外線分光器(NIRSpec)を使って距離を正確に測定し、これらの銀河が発達中の集団の一部であることを確認した。 YD4 銀河は、これまでのイメージデータから更に遠くにあると推定されていたが、他の銀河と同様赤方偏移によってより正確に位置づけすることができた。(以下一部略)

この結果はアストロフィジカルジャーナルレターズに掲載されている。

<注>:この記事はヨーロッパ宇宙機関から発表されたものを引用しています。

<出典>:  Week in image:ESA

<参考>: ホームページの記事 「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡」 および 「アストロサイエンス」 。

参考までに、ハッブルによるこれまでの深宇宙の探査の経緯を挙げて置きます。

1,ハッブル宇宙望遠鏡は、1995年12月18日から10日間続けて、空の、星や銀河が見えない、非常に狭い暗黒の部分を、長時間かけて露光して見た。この試みは成算があって計画されたものではなかった。しかしその結果は、かって見たことのない遠い宇宙の存在だった。この領域は ハッブルのディープフィールド(HDF:Hubble Deep Field:ハッブルの深宇宙) と呼ばれる。

2,その後、2003年9月24日から2004年1月16日にかけて(実観測日数 11.5 日)、ろ座の1度ほどの暗黒領域の露光が行われた。この領域からは更に遠い銀河などが発見された。この領域は ハッブルのウルトラ・ディープフィールド(HUDF:Hubble Ultra Deep Field:ハッブルの超深宇宙)呼ばれる。

 

 

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