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9月1日:変種の大豆/お知らせ

2016年09月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

欧州宇宙機関の FLEX ミッションの進展をサポートするキャンペーンの一部として、植えられた変異体の大豆がイメージの中央の明るく青い細片として明確に見ることができる。このイメージは、異なる波長で地表から放射される光を見る二つの画像分光カメラから構成された、空からの HyPlant によって捕えられた。この変異体大豆は、通常の緑の植物の葉緑素の僅か20%しか持っていない。このような葉緑素の欠乏は、葉の特性を変え、黄色味を帯びた色になる。このように、これらの変異体の大豆の葉は緑の従兄弟より非常に多くの日光を反射し、光合成するための少ないエネルギーを植物に残す。それらはほとんどエネルギーを持っていないが、これらの変異体は空気から二酸化炭素を固定する上で驚くほど効率的である。従来の衛星技術は、植物の生産性を推定するための反射光の側面から測定することに頼り切り、変わった色の植物を数えることができない。しかしながら、欧州宇宙機関の FLEX ミッションは、植物の健康をマップするために新しい技術を使うだろう。それは、植物が光合成するときに放つ微かな輝きを検出し測定するので、緑でない植物が通常のグリーン植物のように測定されるだろう。

<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、今夜9時過ぎから約6時間半、NASAの宇宙飛行士による新しいカメラの取付けなど船外活動が行われます。日本の宇宙飛行士大西卓哉は船内からサポートします。時刻等詳細は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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