5月中旬、中国の天問1号ミッションは、赤い惑星に祝融(Zhurong)ローバーを届けた。中国語で火星は火の惑星を意味するので、この祝融ローバーの名前は、大雑把に、中国の神話で火の神を意味している。祝融は、地下に多くの氷を持つと報告されている、太陽系最大の知られたインパクト盆地、ユートピア・プラニシアの北のエリアに着陸した。多くの他の科学機器の中で、祝融は、100メートルの深さに埋められた氷さえ検出できる、地面を貫くレーダーを運んでいる。車サイズの祝融が、その着陸ベースの次に、ここに描かれている。このイメージは、運転するローバーによって配備された、遠隔カメラによって撮られた。祝融の予定された90日間のミッションには、ユートピアプラニシアでの、火星の地質、土、大気圏などを調査することを含んでいる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<火星の話題>: マーズ2029火星日110:周辺の巨礫
NASAのマーズパーサービアランスローバーは、その搭載されたマストZカメラ左を使ってこのイメージをとった。このカメラはローバーのマストのトップにある。このイメージは、2021年6月11日(火星日110)ローカル平均太陽時 12:18:43 に得られた。この巨礫を通過してより詳細な観察を得た。チームの一部は地球上の火山岩との類似点を見ている。興味深いが、我々は更なる堆積物のタイプに関心があり、そこでは、岩の層が、古代の生命の潜在的なサインを保持しているかもしれない。
<出典>: 「パーサービアランス(Perseverance Mars Rover)」
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<ひとこと>: この未処理イメージに見られる光景は、この地に、長期間、左から右に大量の水が流れた証拠と言えるだろう。それにしても、この巨礫の筋はどのようにしてできたのだろう。水に溶けやすい素材が層をなしていたと考えられるが、ここでは際立っている。
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