バレンタインデーはNASAのボイジャーミッションにとって特別である。ボイジャー1号宇宙船が我々の太陽系を振り返り、海王星を越えた位置から惑星達の初めての写真を撮ったのは1990年2月14日であった。この「ファミリーポートレイト」は、ボイジャー1号のユニークな視点から、左上から右下へ向かって、金星、地球、木星、土星、天王星、海王星をとっている。いくつかの重要なメンバーが撮影できなかった。火星は日光に乏しく、水星は太陽に近過ぎ、矮惑星冥王星はあまりに暗かった。これらのイメージをとることは原案にはなかったが、ボイジャー画像チームのメンバーである故カールサガン(Carl Sagan)は、最後の観察として、宇宙船がそのホームに向かって振り返るアイデアを持っていた。彼の1994年の本のタイトル「淡青色の点(Pale Blue Dot)」は、このシリーズにおける地球のイメージを参照している。
<参考>: イメージは見易くするために処理を加えています。
<出典>: Voyager 1
<大判>: イメージをクリック
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