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10月24日(火): オシリスレックスからの立体画/お知らせ/ミッション別ページ

2023年10月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オシリスレックス、サンプリングヘッドからの立体画

小惑星ベンヌのステレオイメージの作成は、NASAのオシリス・レックス(OSIRIS-REx)ミッションの短い命の一部ではなかった。しかし、我々市民は、科学チームに参加し、宇宙船のカメラでとられた小惑星ベンヌのステレオの視覚データを得ようと誘われた。
少し離れた視点から撮影されたベンヌの表面のイメージのペアを探した。この視点の乖離は、イメージを立体的に見たときに奥行きと現実の体験を与えるのに適したものでなければならない。このような視界では、左右のイメージを左目と右目に別々に届ける必要がある。この「視差」として知られるステレオペアのコンポーネント間の小さな違いは、我々の脳にイメージの奥行きと立体性を瞬時に知覚する機会を与える。

これらの立体画像は、ミッションによって回収され、2023年9月24日に地球に持帰られた古代の小惑星ベンヌ物質のクローズアップのペアである。これらの素材は、2020年に小惑星からサンプルを収集するために使用された機器 TAGSAM(タッチアンドゴーサンプル取得メカニズム)の上にある。これらサンプルと TAGSAM は、現在、NASAのジョンソン宇宙センターの宇宙素材キュレーション施設(Astromaterials Curation Facility)内のクリーンルームにある。

オシリスレックスは、小惑星からサンプルを収集する最初の米国のミッションであり、2023年9月24日に小惑星ベンヌからの岩石や塵を地球に届けた。この2020年に宇宙船が小惑星の表面から収集したベンヌの手付かずの物質は、何世代にもわたって科学者達に、約45億年前に太陽と惑星が形成された時代への窓を提供する。サンプル持帰り後このミッションは小惑星アポフィス(Apophis)への新しいミッションに向かい、OSIRIS-APEX (OSIRIS-Apophis Explorer)と改名された。

<出典>: 「オシリスレックス(OSIRIS-REx)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: オシリスレックスは、日本の「ハヤブサ」を超えた多量のサンプルを収集したと伝えられています。

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<お知らせ>: 今日24日夕刻、国際宇宙ステーションの古川飛行士のインタビューが予定されています。 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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