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3月12日(日): 宇宙からの地球:南極のグラハムコースト/お知らせ/ミッション別ページ

2023年03月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

 

<お知らせ>:3月12日 (日):追記
若田飛行士達スペースXクルー5は日曜日午前11時過ぎにフロリダ沖に着水しました。写真は回収船に運ばれた後、クルー船から引き出される若田飛行士。

 

 

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宇宙からの地球:南極のグラハムコースト

南極半島の西側にあるグラハム海岸(Graham Coast)の氷の風景が、2022年12月に撮影されたこのコペルニクスセンチネル2号のイメージで紹介されている。南極半島は南極大陸の最北端で最も暖かい地域である。それは南アメリカの南端に向かって伸びる 1,000 キロメートル長の腕に似ている。半島の西海岸には100を超える大きな氷河があり、そのうちのいくつかがこのイメージに写っており、右から、マーフィー、ウィルキンソン、ドラモンド、アースキン、ウィドマーク、ヒュージ、ローリー、ウィアー、コムリー(Murphy, Wilkinson, Drummond, Erskine, Widmark, Hugi, Lawrie, Weir and Comrie)である。

地球上の多くの場所と同様、この地域は過去数十年にわたって例外的な大気の温暖化を経験してきた。科学者達のチームは、衛星のデータを使って、氷河の速度を測定し夏の間氷河が予想よりも速く流れていることを発見した。

一部の氷は海に溶け込むが、一部は砕け氷山になる。イメージの水の暗い色は、海岸に沿って浮かぶ多くの氷山や断片化された海氷を見つけることを容易にしている。

ビスコー諸島も海岸沖にあり、イメージに見える大きな島は、左側長さ45キロのルノー(Renaud)島、中央に長さ29キロのラヴォアジエ(Lavoisier)島がある。

コペルニクスセンチネル2号衛星は、それぞれが地球表面のイメージを撮影する高解像度カメラを搭載している。このタイプの光学機器には多くの利点があるが、暗い場合や非常に曇っている場合は意味のあるイメージを得られない。しかし、センチネル2号の広い範囲と頻繁な再訪時間は、このイメージに見られるように、雲が去ったときのイメージの取得の可能性を高める。

<出典>: (Sentinel-2 :ESA) --- 複数の記事が同時に掲載されます。リンク先から該当する記事を追ってください。

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 上記リンク先のイメージからは、ポイントごとの拡大を見ることができます。

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<ミッション別ページ>

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