NASAのカッシーニ宇宙船は、氷の月エンケラドゥスの活動的な南極領域に接近して通過するダイビングを行いこの視界を捕えた。この視界は激しくクレータされた北の緯度を上部に、また中央と南の緯度の破壊された皺の地形への移行を示している。この接近飛行のカッシーニの目的地、この月の活動的な南極領域の波形の境界線が下に見え、そこでは冬の暗闇の中に姿を消している。この視界はエンケラドゥスの土星に面する側を見ている。エンケラドゥスの北は右上23度である。このイメージは、エンケラドゥスから約 96,000 キロメートルで、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線で、2015年10月28日にとられた。イメージスケールはピクセル当たり578メートルである。
<解説>: 土星探査衛星カッシーニは、氷の月エンケラドゥスの南極領域から発する水の氷を調査するために、当初の計画になかった3回の近接飛行調査を計画しました。このイメージは2回目に撮られたものです。北極地方(上)の多数のクレータと、南極地方の亀裂および水の噴煙によってクレータが覆われた滑らかな地表を対比して見ることができます。
<出典>: 「カッシーニ」
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