「スペースX」社のドラゴン貨物船は、東部標準時午後7時44分(日本時間2月11日午前9時44分)に、カリフォルニアのロングビーチ沖南西約410キロメートルの太平洋に着水し、国際宇宙ステーションへの5回目の貨物補給ミッションの終わりを記録した。この宇宙船は、国際宇宙ステーションから、科学機器やサンプルの、NASAの貨物約 1,700 キログラムを持帰った。「スペースX」の船はドラゴン宇宙船をロングビーチに持帰り、ある貨物はそこで取り出されてNASAに送り返されるだろう。ドラゴンは、処理のために、テキサスの「スペースX」のテスト施設へ送る準備が行われるだろう。
このミッションは、2016年までのNASAの商用補給サービス契約で行われるであろう、「スペースX」社が宇宙ステーションに補給物資を運ぶ12回の貨物補給の旅の5回目であった。
なお、国際宇宙ステーションからのドラゴンの切離しは日本時間午前4時10分、ドラゴンの軌道離脱は午前8時49分に実行された。
<写真>: サマンサ・クリストフォレッティがドラゴンを解き放つ。