Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

左手が心臓を救ってくれた

2011-07-02 08:54:17 | Weblog
左手が心臓を救ってくれた。    2011-07-02

それは間違い無いことです。私の心臓は、動脈の血管が極端に
狭くなって、血液が流れ難い状態でした。だから心臓に負荷が
掛かると胸が苦しくなって、最悪倒れます。倒れると心臓が、
体の一番下に位置するから、生き返ります。これを解消する
ために、左腕から動脈を1本切り取り、心臓の血管の狭い部分
をバイパスして血液を通すことになり、大掛かりな手術を受け
成功しました。左手の血管が心臓を救ってくれた訳です。

ところがそのために、左手に障害が残りました。肘から左手の
小指にかけて無感覚になりました。左手の握力はゼロです。
病院のリハビリ室で機能回復のための治療とか作業をやり、自
宅療養の現在は、家で、散歩中にそれらしいことをやっています。

今は、指の先端がむくみ、痛みがピリピリと来ます。無感覚から
正常な機能に移行する前兆かなと期待しています。左手が麻痺
して困ったこと。想像以上に不便です。服の着替えに凄く時間
がかかります。風呂で背中が洗えません。右手の爪が切れません。
食事の時に、タッパーウエアが開けられません。ジップロックは
口を使って開けます。普通の靴はひもが結べません。マジック
テープなど片手で履ける靴は、種類がうんと限られます。

文句言っていても始まらないので、日々研究とリハビリの積み
重ねです。救いは、これが左手であったこと。パソコンは元々
右手の1本指で打っていたので、今も変わりないこと。映画を
見たり、俳句を造るには何の不自由も無いことでしょうか。
   退院の日時決まるや走り梅雨  先月作