今日の考え事〈applemint1104〉

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「昼顔」最終話の感想

2014-09-26 08:24:35 | ドラマ

いやはや大変な展開でした。
もうずっとドタバタで、これが最終回?と気を揉んだほどでした。二人の女性の今後が全く見えない。

ちょこっと浮気してみたかった普通の二人の主婦が、徐々に深みに入り、いよいよ抜き差しならぬ事に。そしてこの修羅場です。
夫婦関係や生活まで危うくなるんだから、これはもう不倫(浮気)などというものじゃなくて、「本気」でしょう。

もう少しドラマの回数があったら、ゆっくりと関係者だけで話し合ったり、弁護士に相談したりと、緩やかな解決法がいくらでもあったでしょうに
これはドラマですからね、おどろおどろしい展開で回りを巻き込んで行きます。
しかし、二人で逃避行してる場所に夫や妻や姑まで踏み込むなんて、あり得ないでしょうに。
GPSでも付いてるの?

片やリカコの相手の画家は盗作がばれて(もう少し上手くやればいいのに)折角芽が出てきたのにおじゃんになってしまいました。
リカコの元彼と、画家・加藤はもみ合いの末右手の神経が切れて画家生命が終わりそうです。
何かこの人、貧相な感じなんですよね。
普通の画家って貧乏でも志高いから、すごくシャキッと背筋が伸びてるんです。
この人は目がシャキなだけ‥って、冗談言ってる場合じゃありません。
でもリカコを守るという場面では豹変して男らしい行動を取ります。
ホントはいい人なんだ‥。そういう、夫にはない本質的な男らしさにひかれたのでしょうね。

所で、がっかりしたのは裁判所で紗和と北野と妻が主張する場面です。
妻は紗和に対して、今後生涯月30万円の損害賠償金を求めます。こんな無茶苦茶なのおかしい。
芸能人でもないのに、高すぎます。

そして北野はシラッと遊びだったと言い張る。
紗和は一転して自分も遊びだったと言う。この所が腑に落ちません。
こんなに簡単に人って嘘がつけるもんなんでしょうか?
「テラスハウス」のケンケンと遼子ちゃんの会話みたいです。あの時の遼子ちゃんの言葉、ぶったまげましたものね。
いや、逆に自分がいかに幼児的かということを教えられてるのかもしれません。この位でないと生きていけないぞ、という教訓かなぁ。
そこまで自分を偽るなら、別に恋愛なんかどうでもいいわ!
と、息巻いてしまいますが‥。

結局二人は不倫をするには度量が足りず、思いがけない深傷を負ったわけですが、
それだけのウブな人間だったんですね。人間が純粋だったのが救いです。
終わってみると、リカコさんって本当はすごくきれいな心の人のような気がしました。
画家に対しては何一つ弱音を吐かず、全部自分で背負おうとしましたからね。
何もかも与えてくれる旦那、でもその嘘くささが嫌だ。
一つだけどうしても許せない所がある、それが我慢できない、っていう人はいるようです。

生活の為に何もかも我慢して暮らしている友人もいます。
でもそういうのって、ただ勇気が無いだけなんですよね。新しい生活に踏み出る勇気が。
人によって何を我慢するか違うと思うんですが、自分の自尊心まで犠牲にしてはいけません。
長い間自尊心を損ねた生き方してると、自分という基本的な自信を失います。友達見てるとつくづくそう思います。

沙和だけが結局生活も夫も失い、ひとりぼっちで新しい生活に臨むことになりました。
夫がEDだったし、性格と性の不一致ということで、離婚は避けられなかったんでしょうね。
まぁでも、子供もいなかったし、沙和さんはまだ若くて可能性も沢山あるから、是非独身の魅力的な人を見つけて
幸せになって欲しいです。そんな人、腐るほどいますよ!

 



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