今日の考え事〈applemint1104〉

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「愛してたって、秘密はある。」1話の感想

2017-07-18 11:52:06 | ドラマ
メリハリの利いた第一話で相当面白かったです。
しかしあれこれ詰め込み過ぎというか、ここまで?と思うほど急いでいました。
11年前に妻に酷い暴力を振るっている父親を前に、見かねて置物で一撃した中学生の黎。
父親は死んでしまいます。
母親はそれをなかった事にしようと隠ぺい工作をします。息子と二人で死体を庭に埋め、車は崖から海に捨てました。
 
父親消息不明のまま11年が過ぎました。
何事もなかったような生活です。息子の黎は、大学の法学部に入り、今は司法修習生として研修をしています。行く行くは弁護士になるのだとか。
恋人は同期の爽ですが、結婚の話をしています。
罪を深く悔いているけれど、犯人だからこそ知る気持ち、それを仕事で他人の為に生かしたいと願う黎でした。
犯罪者は、追い詰められて罪を犯したのかもしれない。加害者の立場と心を知り、味方になりたいのだと、切実に思う黎。
法学部のゼミでもこのことを熱く語っていたし、またそれは現在司法修習生の仕事をしていても同じでした。

そこが分からないのです。
何で父親殺しをしてしまったのに、法律や裁判、事件の世界にわざわざ近づいていくのでしょうね。
普通なら逆に、生きていく上でそういう分野を避けるでしょう。
例えば商社に入って海外へ行くとか、エンタメとか小売りの仕事するとか。(変?)
そこが理解できないところです。犯人の味方したいならNGOでやればいいのに…。
いや、本人の為にそう思うのですよ。
 
黎は研修である男の供述を取るのですが、彼のいう事には矛盾があり、聞き込みを続けていく内に、別の事実が分かってきました。
その人に関わって逆に過剰防衛で訴えられた人に、黎は同情します。
及川というその男は起訴を取り下げられますが、とんでもない事件が明るみに出ました。
彼はある女性をストーカーしていて、殺人をしていたのです。
加害者の気持ちに入れ込み過ぎて、黎は判断を誤ったのでした。

一方、不可解なことが次々に起こります。
「庭のお父さんに結婚を知らせなくていいの」というメールが届きました。
更に庭にバラの花束が置かれていたり、最後のシーンでは、父親が埋められていた場所が掘り返されて、水が溜まっていたのでした。
誰かが掘り返して、骨を持ち去ったらしいのです…。何だコレ。
 
まぁ矢継ぎ早の展開で飽きませんでした。
黎の相手の爽の父親が神奈川地検の検事だったり、その息子は目つきの悪いジャーナリストだったり、上手い配役です。
しかし最後のエンドロール見てびっくり!
秋元康企画なんですね。…やられたわ~。さすがです。あの人がほくそ笑んでるのを想像すると気分悪いですが。
 
早すぎる展開で、どうやら来週黎はもう父親の事を爽に告白するみたいです。
 
…早速、私の犯人探しです。まー、やらせてください。
どうも女子高生が「怪し過ぎる」と見せかけて、別の人じゃ?
まだ何にもない人が、徐々に黒くなってくるのでしょう。
まず犯人候補の一人目は司法修習生の虎太郎ですね。彼はどこかの会社の御曹司なんでしょう?何かありそう。
それと、キノコさん。「見た目が100パー」のあのエキセントリックな上司からいきなり真面目な医師ですよ。
これは怪しい。
 
…今期一の押しドラマになるかもしれません、楽しみが出来て良かったです。


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