今日の考え事〈applemint1104〉

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「7人の秘書」最終話の感想

2020-12-12 11:05:27 | ドラマ

最終回が終わり、すべて想定内の話でした。別段書くこともなかったのですが、一言だけ書いてみたくなりました。

結局7人の秘書たちは岸部さん演じる財務大臣、粟田口を倒すために萬(江口)が編成したものらしいですね。
しかしそれが大臣にバレてみな秘書を解雇され、萬と粟田口の一騎討ちとなりました。
が萬は古酒の瓶にカメラを仕組んで、なぜかとち狂った粟田口の言動を撮りそのままネットに放出しました。

7人の秘書たち…、それぞれバラバラな役職の彼女たちが団結して悪を倒すというストーリーは一見面白いけれど、中身が伴いませんでしたね。
大臣が悪代官のような悪者というのは過去のステレオタイプだし、そこに絡む運転手が木村さんの兄。
でラーメン店を引き継いだのが萬。
この辺りだけで話を回すのは無理というものでしょう。「7人」というのがどこからか借りてきた数字なんだよね。3人ならもっと楽だったでしょう。
いつも集まって秘書たちがラーメンを食べている姿はチープで何となくみすぼらしい気がしました。

今の政治家の突っ込みどころはもっと他にあるはずです。
誰かに大胆に書いてもらいたいです。今の時代の悪とそれをひっくり返す勇敢な「名もない女性達」の力を。

構想とキャッチフレーズ、コピーが一人歩きして、大風呂敷を広げたけれど風呂敷に穴が開いていた、みたいな。
私も口が悪いなぁ、…大目に見て下さい。9時台のドラマとしてはこれが限界なのかな。

そう言えば民放各社の減益がすごいらしいです。
コロナ禍ですもんね、不景気だから仕方ありません。
これからどんどん制作費が削られて行くでしょう。ドラマも当然低予算になって行くのでしょうか。
でもだからこそいいものが残っていくのかもしれません。
つまらないものは淘汰されるいい機会かも、と思うことにしましょう。(つまらないものにも面白いものはある)

 



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