「きみが心に棲みついた」８話の感想

すべてかよく分からないドラマになってきましたね。

 

星名の母親の告白がありました。
星名は不倫の末に生まれた子供だった。そのせいで父親から日常的に暴力をふるわれ、それを保身のためか？母親はだまって見過ごしてきたというのです。

今は縁を切ったに等しい親子。だから、漣は自分を許さないだろうというのです。
なんというドロドロ。

 

星名はそういう心の傷を引きずってきたわけか‥。
それで女に対して優しくしたり手の平を返したように冷酷になったりするのですね。
でも、だったらもっとレベルの高いひねくれた女を相手にすればいいのに。
飯田や、今日子みたいな小動物（と言われてましたね）のような、普通でも若干変だけどそういう人を相手にしなくてもいいでしょ、と思うんですがね。

星名は高慢なのに戦略がなくて、いったい何をしたいんだろう‥？
女を手玉に取るでもなし、心の傷を他の人へ転化して復讐してるにしては手ぬるい。全てに中途半端です。

 

それに比べて、吉崎の普通さが光ってます。
この人、役柄ではなくて本人も大らかだよね。ちょっぴり馬鹿っぽいですし。
いいなぁと思いました。吉崎さんと今日子ってすごくお似合いです。このままゴールインしちゃえばいいのに。

 

今回、今日子は星名とデートしていましたが、なぜ星名についていくのだろうと不思議に思いました。
行きたくもないデートに成り行きでついて行き、お酒飲んで、酔った星名を送ってマンションまで行ってしまう。
ソファーに押し倒されて迫られる。‥でもけっこうケロッとしている。
こういう所がアホだよね。キョドコじゃなくて、非常識コというか‥

皆それぞれに中途半端です。星名も今日子に拒否されて「死にてぇ‥」と呟いてましたね。

情けない‥これは敗北でしょ。

 

また、星名にふられた飯田が急に性格が変わって悪人になっていました。今日子に暴言吐いたり叩いたり‥ひどいです。
ホントにヤバイですよ、あれは。このように出てくる人それぞれ一貫性がなくて、性格が掴めません。

漫画ではもっとどぎついそうですね。まー漫画って引き延ばすのが常套手段ですから。

 

余計なことかもしれませんが、星名を演じてる向井理さん。
３５歳ですよね。役に違和感があるんだけど、個性派俳優へ脱皮しようとしてるのか？

向井さんはあまりに端正な顔なので役柄が限られてきますもんね。
子供さん二人いるんでしょ、そろそろ長い目で見てこれまでのイメージから抜け出したいのかしら。

にしても、少し早い気がするけど‥。

まあ余計なことでした。こういうことを考えずに見るのがいいんですよね。でも、どうしても見てしまう。
それもまたドラマの醍醐味でしょう。
な～んて、単にミーハーなのに、私も自己正当化が激しいですね（笑）