今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「営業部長・吉良奈津子」5話の感想

2016-08-21 11:16:28 | ドラマ
引っかかるものがあって見直しました。
丁寧に見ると、ずいぶん色んなものがぎゅうぎゅう詰め込まれています。
これはメインが業界の話なのか?
半分以上がCМの争奪戦の話です。
 
元CМのクリエイト女王だった吉良奈津子は、営業開発部に配置換えされ重いノルマを背負って苦境に立っています。
で、オレンジドットコムというファッション会社の新しいCМを取りに行くと言う話ですが、そこで降りようとしていたキャスターの太刀川冴子を引き留めようとします。
昔のよしみで奈津子が再び口説き落としてメイン出演してもらい、新しいプランを提案するのだそう。
 
ここでもまた奈津子はクリエイティブの高木と組むのですが、彼は突然プレゼンの日に逃亡します。
そんな奴、もう首にすればいいのに…
なぜか彼にこだわる奈津子。
 
ちなみに創作系の仕事の人が、約束を前にいなくなったというのはたまに聞きます。
そういう所から来てるんだろうなぁ。この話は。
 
でも一般人には程遠い世界。
物を生み出すのがどんなに難しくても、そういうのは別世界の人の話。
つまり幾らいい話でも、苦労が伝わらないのです‥
井上さんはこのような業界の難しい問題を進んで描くイメージです。
 
プレゼンで、「純白のワンピース」に込めた思いを高木は語りますが、これは脚本家が語らせているような雰囲気です。
それとも、高木は奈津子が好きで暗にこのイメージをなぞらえているのか?そんな感じですね。
 
そして同じ部でうごめいている部下と会社の上司たち。不気味です。
ある人はヘッドハンティングになびき、人を引き抜こうとしている。
ダイゴもなにやら不穏な動き。一体この部はどうなっているんだ…?
 
孤高の業界ドラマ。奈津子はまた家庭生活でも足を引っ張られようとしています。
母親が鬼のような時代遅れの人間です。奈津子に対する理解ゼロで、嫌味ばっかりの姑なのです。
そして奈津子の帰りが遅くなってお迎えが出来なくなり、ベビーシッターさんに頼まざるを得なくなる。
そのシッターが、なんと…、奈津子の夫を好きになってしまったのです。
 
夫は彼女を拒否したのですが‥どんどん近づいてくる彼女。(相手は原田だぞ?)
 
さて、オレンジドットのプレゼンは見事成功。太刀川もCМを引き受けてくれました。
良くやった!奈津子。まずは、一安心…
と思ったら最後にななんと、太刀川に不倫報道が‥
というストーリーでした。
 
一体このドラマは何を伝えたいのか?
見ていて心が休まる時がありません。障害ばかりで、奈津子の味方もいないし。
それを気の強さと臨機応変で乗り越えて行こうとしてるのか?
…無理でしょ。というか、疲れます。共感するところも少ないし。
 
仕事がどんなに出来たって、夫が今あの状態なことを知らないわけだし、大体、稼いでるんだから、大金投入してでも、優秀な家政婦雇うべきでしょう。
グッドパートナーでもいたんだよ…。
松嶋さんが可愛くてかっこよくて仕事も出来る女だから、そりゃあ周りからは妬まれるわなぁ。
 
そこで奈津子に私から提案です。
家であと2年じっとしてませんか?能ある鷹として爪を砥いでいればいいでしょ。
2年なんてあっと言う間ですよ!…まぁドラマにはならないけど。


コメントを投稿