「明日の約束」４話の感想

 

なーんとも重苦しい展開になって参りました。
自殺した高校のバスケ部の吉岡圭吾という少年を巡り、バスケ部、学校、マスコミが動き出しました。
その中心にいるのが、バスケ部の仲間と顧問、そして家庭と学校の先生達です。
それらがバラバラに、ゆるい運びで描かれています。（余り関連性がないように見えて実はあるという）

今週は圭吾のバスケ部の先輩、長谷部が集中攻撃されます。
長谷部がバスケ部の顧問を責めている動画がネットで拡散されました。
暴力顧問という汚名を着た教師が、今度はコスプレした何者かに襲われて重症を負います。

動画なんて、歩道橋の上で言い争ってるだけなんですよ。それをマスコミが流して拡散したというけど、そこまで人は暇じゃないでしょう～
そしてこれをきっかけに長谷部が、自殺した生徒をいじめていた疑惑が持ち上がります。

 

もうね、見てるだけでダルイ…。テンポが悪いのか書き方が悪いのか。
自殺の原因を一人に押しつけるってあるんですかね。これこそ個人攻撃でしょ。しかも高校生を。
そしてそこから長谷部は自暴自棄になっていきます。わざと路上で煙草を吸い、とがめられた警官に自分が顧問を襲った犯人だと名乗り出るのです。
勿論ウソ。

何なんでしょう、この投げやりさ。どうも話を聞いてみると、圭吾の部屋で以前長谷部が煙草を吸ったことがあると。（煙草を吸ってる常習者だったらしい）

それを個人的にネタに吉岡に言い寄られ、告げ口されたくなければ自分をベンチ入りさせてくれと頼まれたのでした。

煙草をネタに…？
吉岡のちっちゃさが分かってがっかりしますね。
昔から仲良かった後輩の吉岡に脅されて、長谷部は逆ギレしました。これはある意味仕方ないですね…
そう言えば、煙草を吸ってたと言う不祥事で簡単に運動部は大会に出られなくなりますものね。それと暴力行為などで。
甲子園然り、オリンピックだって国際的な問題があれば不参加てすもんね。運動部って品行方正でないといけないんですね。

 

これでこじれて、吉岡は死を選んだのか？でも、脅迫するって人が簡単に死ぬとは思えません。

犯人捜しなのか？このドラマは。
きっとこれから色んな事実が出て来そうな気がします。
他の人物も皆さん、秘密を匂わせていますよね。

誰もいない教室に一人佇んでいた霧島先生。また吉岡の母親がパソコンに謎のファイルを沢山保存しています。
また、工藤明日香が母親と話していたけど、ここも何かありそうです。

 

あっちもこっちも秘密だらけ、そして藍沢日向の母親が、もう精神異常のような振る舞いです。

これは監禁しとかないと。
何か病名がつくような言動です。怖い、見たくなかった、手塚さんのこんな姿…。

 

たった一人の言動がマスコミで晒され、いじめの濡れ衣を着せられ、それを必死でかばい奔走する先生達です。
が、先生達に出来る事は限られています。こういう風評被害はそのうち消え去ると思うのだけど。

 

重苦しくて、一時間が長くて、うんざりしました。
今のところノーマークの霧島先生が鍵を握っている気がしないでもないです。

見てしまったので仕方ない、このまま最後まで完走しようと思います。