勝てないＦＣ東京

連休で息子が帰って来た。もともと鹿島ファンの息子は夫とメインスタジアムで。私はいつものようにバックスタジアムで応援。

やっぱりと言うか、又と言うか、勝てなかった・・・。一瞬、もしかしたら！と思ったけど、さすがは鹿島。試合運びも、勝ち方も、選手の交代のポジションも時間帯も適切でうまい。

反面、東京の先発メンバー固定、選手の交代の固定化で、ちっともプラスにはなっていない。

ゴールされた後の、選手のバタバタしたバラバラ感。そして、もともと、あまり視野が広く感じない選手達のプレーが、とたんに目の前しか見えなくなるような気がするのは私だけかしら。

攻撃も守備も、個人任せの時があるけど、もっとチームで連動してボールを奪い運ばなくてはと思う。プロなんだから、適当に放り込んでも、適当に蹴っても・・・。

１－２で負けるのも、１－３で負けるのも負けは負けなんだから、もっと、攻撃に人数を増やして、攻撃に意識を向けなくてどうするの。シュートを打たなければゴールにはならないのに。

東京はシュートの決定力が著しく不足しているのだから、とにかくミドルからでもシュートを打っていかないと。せっかくのＣＫも、受ける方は頭のてっぺんから足の先まで全身でボールに向かって飛び込んでほしい。

最近、見ていて気持ちが萎えるのは、ピッチ上の選手達から熱いものが伝わってこない。どうしても「勝ってやる！！」と言う熱情が見えない。

大都市東京のチームなのに、ちっともスマートではなく、泥臭いひた向きな、汗臭い情熱的なサッカーをしていたのに。“部活サッカー”とＪ１の先輩達に揶揄されていたあの“青い魂”はどこに行ったのだろう。

気持ちや魂でサッカーは勝てるワケではないが、何よりも勝とうという“強い心”がまずは必要だと思う。