日曜日、娘の家でたこ焼きをした。
ゆうなは「お手伝いする」っと言って、子供用の椅子に乗ってタコを切る。
細かく切れなくて、お父さんに手伝ってもらう。
昔、大阪に夫の転勤で7年間住んだことがある。
息子が幼稚園の年長さんで、娘が2才の頃から。
大阪ならたこ焼きでしょう、とガスでのタコ焼き機を買った。
よく、たこ焼きを作って食べた。
子供達の友達が来ると、本当にたこ焼き屋さんになったみたいに、コロコロコロコロたこ焼きを焼き続けた。
だから、娘の家でたこ焼きを食べながら、娘と大阪時代の話をした。楽しかったな、あの頃・・・。
ゆなは、いつもタコを入れる係。
そして、必ず、その中の一個にだけ2個入りの当たりを作って、誰が取るかとワクワクしているので、どれに入っているか分かっていてもドキドキと付き合う。
食後、少し休憩して、ゆなが行っている調布の、それぞれの学童の制作発表会があるというので、その会場に皆で車で行った。
「学童は楽しい?」
「うん、楽しいよ。お友達と遊ぶの楽しいよ」
ゆなは、いろいろと物を作るのだ大好きなので、2階に運動する所があるそうだが、そっちには行かないでいつも1階にいるそうだ。
その後、娘の家に戻り、夜の東京の試合までいる事にした。
それをゆなに言ったら
「ふーちゃんのFC東京は負けているんだよね。」と言う。
「え、お父さんに言われたの?そうね、負けているけど、勝つ事もあるよ。でも、お父さんのマリノスは勝っているね」
悔しいけど、東京はマリノスよりもずっと下にいる。
「ゆな、コロナがもう少し収まったら、一緒にサッカー行こうね」
「うん、いいよ」
夕方、京王多摩川駅から、飛田給駅までの路線バスがあるので、バスで東京応援に向かった。
絶対に勝ってよ。でも、MXの中継は勝ち率がなア、と思いながら。