ふみさんの日々雑感

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映画「蜘蛛を払う女」

2019-01-29 10:54:11 | 映画・ドラマ・小説・マンガ

「ミレニアム」三部作の続編だと言うので、観に行って来た。

ミレニアム三部作を、TVのミステリーチャンネルで、何年か前に観た。

謎が謎を呼んで、最高に面白かった。

本屋さんに並んだ平積みの本を買って読もうかなと考えた。字幕を読むのとストーリーを追うのが大変で、細かい部分で分からない所があったので。

その後、ミステリーチャンネルで再放送があったので、もう一度、観た。

今度は、ストーリーが分かっているので、じっくりと見る事が出来、もっと面白かった。

私は、海外ドラマが大好きだ。以前は、アメリカ物が好きだったが、今はヨーロッパの、そして北欧のミステリーが最高に面白い。荒涼とした風景に魅力的な刑事たちの極上のミステリー。

そして、ミレニアムの続編。

凄く期待して観に行った。ほどほどに埋まった観客。私のように期待して観に来た人が多いのだろう。

見終わって、はっきり言って私には期待外れだったし、違和感を持った。

俳優が変わったのはしょうがないが、特にミカエル役には、特に違和感を持った。前作の彼には、北欧の地に根付いたどっしりとした風格を私は感じた。

でも、映画のミカエルはアメリカ風な雰囲気だった。

それに、映画そのものがハリウッド的に思える。

ストーリーが、よくある内容で、爆発ありアクションありでハリウッド的で、ええっそれありっと突っ込みたくなった。

前作に比べて、物語にも人物にも深みがない。

単なるアクション映画になってしまったのが、寂しかった。

人間的に複雑で難しい心情を持ち、天才的に頭が良くて超人的なハッカーの魅力的なリスベットが描かれていなかった。

そして、勝負所での、ヘアスタイルと化粧と服装も見たかったなア。

単なるアクション映画になってしまったのが残念。

もう一度、ミレニアム三部作が見たい。

コメント
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