ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

オレオレ詐欺の電話

2012-08-15 18:20:02 | Weblog
夢中で見ていたオリンピックが終わり、やっと時差ボケ状態も直って来た。

今日、息子も帰って行き、いつもの毎日に戻った。

息子は日曜日に来た。家に入ると同時に息子の携帯が鳴る。

「あれ、今来たメール、お母さんからだけど、ヘンだよ」 と。

見ると、何と先月の25日発信になっている。

それは、オレオレ詐欺の電話が来た翌日の、私が息子に向けたメールだった。

「おかしいな。他のメールはちゃんと届いていたのに。」
「もしかして、外国を回って。でも、外国からメール打っても直ぐに届いたよね。月まで行ったのかな。電波って秒速どのくらい?」

ドコモが不具合があったと言っていたが、3週間近くも、私のメールはどこをウロウロしていたのだろう。

その、電話は7月24日の夜11時頃。

電話を取ると、前置きも無く唐突に話し始めた。

熱があって会社を休んだ事。耳の後ろが腫れて痛い。喉も痛い。やっぱり明日は医者に行く。

私が言葉を挟む暇も無い。

息子は、こんな話し方はしないから、直ぐにオレオレと分かった。でも、相手に合わせて応対する。

「明日、直ぐにお医者さんに行きなさいよ。結果が分かったら電話しなさいね。ずっと家にいるから」と。

彼は、医者に行くと言って、携帯を修理に出しているから、電話会社から借りた携帯の番号を言うから控えてと。

私も、携帯を修理に出し、変わりの携帯を借りたが、モチロン、電話番号もメールアドレスも変わらない。でも、知らない振りして電話番号をメモる。

「絶対に、病院に行って結果を知らせてね」 と電話を切り、直ぐに息子に電話した。

当然、息子はノンビリと 「何?」 と答える。

以前、私がまだ会社勤めをしていた頃だから、5年以上も前だと思うが、オレオレ詐欺の電話を受けた。まだまだ、オレオレ詐欺がメジャーでは無かった頃。

今回も以前も、息子じゃないのは、直ぐに分かる。話し方も声もイントネーションも違う。でも、話していると、何となく息子と話しているように感じて来るから不思議だ。思いこんでしまう人がいるのも、分かる気がする。

以前の時は、私が会社に行っている間に、リタイヤして家にいた夫が何回か電話を受けたが無言で切られたと言っていた。

今回は、翌日、買い物ついでに交番に行った。

多分、入院したから、手術するから、お金を、ということだろう。

お巡りさんと、こういうのは初めてですねと、話した。

家に帰ったら、何件か、無言の留守電が入っていた。

夕方、電話が鳴ったので出たら、警察からだった。「大丈夫ですか」 と。そして、息子の生年月日と小学校、中学、高校、大学の名前を聞かれた。名簿が沢山出回っているそうだ。

その時、警察に行って来た事を息子にメールしたのが、やっとお盆に届いたのだ。

お盆には亡くなった人が戻って来るという。

夫がメールを持って来たのかしら。仏壇に手を合わせた。






コメント
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