１２年か～～

昨日「ザ・エージェント」を再見。

86年のキャメロン・クロウ監督作で、か～な～り好きな作品の1本だ。

邦題も悪くないけど、原題の「ジェリー・マクガイヤー」のほうがいいかな。

主演はトム・クルーズ、大手のエージェント会社の中でも超やり手エージェント、ジェリーを演じている。彼は、一流のアスリートと専属契約を結び、CM契約なども含め、すべてを一手に引き受けている。

自分が会社を大きくした・・そんな自負がある高慢ちきな奴が、あることから
「おいらの仕事のやり方、こんなのでいいのか？」
と疑問ももったことが破滅への第一歩。

あっつう間にクビになったジェリーは、唯一の味方である女性事務員とともに独立。

事務員を演じるのは、本作でブレイクしたレニー・ゼルウィガー嬢。

ただひとりの部下と、ただひとりのクライアント。

今までの栄光からイッキョに「負け組み」へ

激しい競争社会でジェリーは果たして復活できるのか？

ってな話で、結構オチも見えちゃってる感があるけど、出だしはバリっとしていたトムクルがだんだん服装もお粗末になってくるあたり、いいですね。

そして、脇の皆ちゃんがかなりキャラが立っていて、それもまたよしです！

ジェリーを思い切りなぐる元カノ。

ジェリーのたったひとりの顧客、アメフト選手のキューバ・グッティングJR。
なんでフルチンで歩きまわれるのかね～こういう人たちって。

彼のフレーズ「ショ～～・ミ～～・ザ・マネ～～～」がすごい笑えるよ。

それから、離婚歴ありのクールなレニーの姉ちゃん、妹を心配してトムに「妹を不幸にしたら殺すわよ」とさらっと言ったり・・

レニーはシングル・マザーなんだけど、この人の息子役が超かわいい！

12年前の作品なので、現在は18歳なんだって！
画像を見て！こんなに大人になっちゃった。

トムが「ファック」と言うと
「今、ファックって言ったね」ととがめるような顔をしてから
「大丈夫、だまっててあげるから」と言うあたり・・
まあ、なんてかわいいの！

こういう気持ちよく終われる映画もいいよね。
最後はボブ・デュランの曲が締めてくれる！

ラスト10分くらいはずっと、快感の「すすり泣き」

人生っていいいかも・・と感じさせてくれるキュートな作品だよ！