テレビでいいからやっていただきたい！

かなり以前一度記事で書いたことがあるけれど・・

今日、再登場。

「四時の悪魔」

61年マーヴィン・ルロイ監督作
主演はスペンサー・トレーシー、フランク・シナトラ
ジャン＝ピエール・オーモンとかも出ているのね。

これは2歳の時の映画なので、当然映画館で鑑賞したわけではありません。
小学生の頃、つまり60年代後半にテレビで頻繁に放映されたのよね。

何度か見た記憶があり、当時の私と妹にとってベスト・ムービーの1本だった。

だってさ～～恐いんだよ、すごい強烈だったの。

島で火山が爆発、4時までに子供たちを港まで連れて行き、避難させる役目を負ったのが何人かの囚人たち。
たぶん、無事任務が終われば、恩赦か何かがあったのだろう。

かなり張り切ってたような記憶あり。

しかし、島は無常にも何人かの大人の命を飲みこむ。

ひとりが底なし沼で絶命するシーン、信仰心などなかったはずの囚人が神の慈悲を求めて沼に沈んでいく。

当時オチビさんの私は思ったね
「底なし沼・・これよりオトロシイものはこの世になし」
と。

子供だったから、どんな監督が撮っているかとかなんて全く知らなかったけど、ちゃんとした監督の作品だったわけだ。

最近のテレビの洋画劇場って、古くてもせいぜい20年前くらいの作品しかやらない。

それも結構メジャーなやつ。

そんなのレンタル屋にいっぱいあるんだからさ、こういうド古いのをやってよ～～
どこでも見ることができないやつとかさ～

つまらない番組やる暇があったら、朝から晩までこういうめったに見られないやつやれば、よっぽど数字が取れると思いますけど！