シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

嘘だろと思ったランキング

2018-05-01 11:31:54 | Weblog

4月27日から29日の全米興行ランキングを見るとね
1位は予想通り「アベンジャーズ」最新作。
1週で2.5億ドル。

何人のヒーローをぶっこんでいるかわからんけど、
ヒーローひとり頭にすると、どのくらいの稼ぎなのかな?

なんてことはどうでもよくて47位までに
「パシフィックリム・アップライジング」がいないこと!

えええええ、

ちょっと待って

公開4週目くらいでもう消えたの?
だって47位の作品が稼いだ金額は117ドルだよ。

「アップライジング」はそれ以下ってこと?

それとも、もうどの劇場でも上映していないってこと????

目の錯覚かと思って何度も見直したけど
どこにもいないよー

本作は中国でかなり稼いでいるようなので
まだいいんだけど、
日本での成績も今ひとつだしねー。

ラストでは、「これからお前たちんとこに行く」って言ったけど、
もはや続編は無理だろ、絶対無理だろ。

結構面白かったんだけどなー
悲報だな、私にとっては。

 


変わらないアホバカぶりが楽しい「パシフィック・リム アップライジング」

2018-04-15 09:35:02 | Weblog

昨日の初日に3D IMAXにて鑑賞
「パシフィック・リム アップライジング」

前作での考えられない人知を超えたアホバカな闘いを楽しんだ私としては
続編の製作が二転三転、なかなか進まないことに心を痛めていたが(嘘)

デルトロ君を励ます会実行委員の私としましては、
やっとできた第二弾は見ないといけないなーと思っていました。

でも、何回か劇場で予告編を見たけど、
「これ、大丈夫なの?」

案の定、全米公開第1週で1位になったものの以降5位、9位にまで後退。
5000万ドルをやっと越えたくらいで、このままのペースだと7000万ドルくらい????

まあ、それはこっちに置いておいて。

ものごっつ意外だったが、

面白かった!!!!

あまり積極的に感想を述べない相方ですら
「1より面白かった、良かった」

私も満足、満足。

バカデカいもの同士が戦いあうシーン。
決め手がまったくない殴り合いに近い戦いぶりは相変わらず。
ロケットパンチもただ出るだけ、全然仕留められないのがうれしい。

そして、比較的ちっこいイエーガー、スクラッパーのかわいさ。

思いの他、主演のボイエガがかっこよく、昔のエディ・マーフィーっぽいキャラで良かったね。おそらく、少し体をしぼったと思われる。

お父さんにそっくりな顔と声のスコット・イーストウッド。

お父さんにあまり似ていないマッケンユウ。

これはジャパンプレミアの写真だから、マッケンユウ君がこんな風に写っていますが、イエーガーのパイロット研修生の中で一番セリフは少なかったですね。

笑ったのは中国の扱い。最初、悪なのかと思わせといて。。。
完全に中国市場を意識した作りになっているので、そこが嫌だと思う方もいると思うね。

でも、これは最近のハリウッド大作あるあるだから、まあ、仕方ないか。

ラスト、
続編作る気満々ですけども、
この北米での成績では・・・

侵入者の星に行けるかどうか、要注目。

 


すごい

2018-04-08 13:52:11 | Weblog

「すごい、まるで進化だ」

ショーヘ―・オオタニ

「仕事ですから」


ちょっとなーと思った

2018-04-07 12:33:01 | Weblog

「アナと雪の女王」は劇場で観て、なかなか良かったですが、

先日の「リメンバー・ミー」の前に上映された短編

「アナと雪の女王 家族の思い出」は・・・

うーーーーーーーーん。

長いよ。

もっと短くて良かったよ。

絵は格段にすごくなっているなと思えたけれど、
何せ肝心の話があまり面白いと感じられなかったな。

アナ雪はヒットコンテンツなんで
今後もこうした短編が作られると思われますが、
切れのいいものをお願いしたいところであります。

 


お母さんもおばあちゃんもひいばあちゃんも「ママ」

2018-04-05 13:27:23 | Weblog

ピクサー最新作「リメンバー・ミー」

期待ゼロで観に行ったが、良かった・・・

予告編で観た時、あの少年のシモブクレ系の顔が好きになれず、
ガイコツにもそそられなかったので行く予定にしていなかったんだけどね。

相方が「いこっか」というので翌日に鑑賞。
初めての2D IMAX である。

自分が好きな音楽を大反対される少年ミゲル。
なぜって、ひいひいじいちゃんが、音楽で成功したくて、奥さん(ひいひいばあちゃん)と娘(ひいばあちゃん)を捨てたから。

この出だしでの説明が実にうまいし、かわいい。

早速映画に引き込まれる。

どんなに家族に言われても、音楽を捨てられないミゲル。あげくに家を飛び出して・・

なぜか、生きたまま、死者の国に飛んでいってしまう。

こういう異界に行く系にありがちな「○○時までに戻らないと本当に死者になっちゃう」という時間制限あり、アクションあり、意外な裏切り展開ありと面白さの詰め合わせになっています。

死者の国のなんつー美しさ、カラフルさ。
ガイコツにはなっているものの、みんな楽しんで暮らしている。

このあたりはメキシコならではの明るさなのか。
日本人の感覚とは違っていて、そこが面白いね。

ミゲルはどうする、どうなる。
音楽を捨てるのか、それとも。

原題は「coco」
ミゲルのひいばあちゃんの名前だね。
この方がいいと思うんだけどな~

それにしても、この世とあの世を結ぶフカフカキラキラの橋。
なんとなく、ピクサーの短編「星と少年」の手触りと似ている。

少年のスーパー丸顔もね。

思いもかけない素晴らしい作品で観て良かったっす。

次回はアホバカの極致「パシフィック・リム アップライジング」であるね。


テレ東のキラーコンテンツが帰ってくる

2018-03-31 11:08:12 | Weblog

ゴロ―ゴロ― イ・ノ・カシ・ラ♪

帰ってくるんだって!

4月からシーズン7の放映が始まります。
これは全部予約録画で見ますよ!

「どんな一食だって一生に一度の飯」

松重さん本人は酒飲み、(割と)小食、甘いものは(あまり)食べないそうなんですけど。
実にリアルに下戸、甘いもの好き、そしていっぱい食べるキャラを演じています。

彼の心の声のナレーションに合わせての顔芸なのもすごい。
実際、現場ではほぼ無言なわけで・・

あー楽しみだなー

あ、でも、シーズン7が始まるとyoutubeの公式動画は見られなくなるんだね。ま、仕方ないか。

 


期待していなかった作品に

2018-03-26 14:24:49 | Weblog

時に全然期待していなかった作品を観た時、
「ああ~こんなにいい映画だったんだ。良かったな~~観て良かった~」
と思うことがある。

先日機会があって鑑賞した「この世界の片隅に」もそんな作品だった。

このアニメのヒロインは、ナウシカのような強烈なカリスマがある人物ではなく、
あの時代、どこにでもいたであろう女性、すずさん。
(旦那さんがずっと「すずさん」と呼ぶのがいいね)

今の若い姉ちゃん、兄ちゃんには信じられないだろうが、あの時代、娘たちは10代の後半くらいになると「あんたのこと、嫁に欲しいってよ」と言われて、そのまんま嫁いでいったりしていたんだよね。

見たことも会ったこともない相手からのプロポーズを受けて、
ほぼほぼお嫁に行っていたわけだ。
(すずの場合、会っているが、すずの方に記憶がない。)

嫁ぎ先では、嫁は次世代を残す「労働力」。
「お父さん、お母さん、末なごう、宜しくお願いいたします」
と挨拶をして、翌朝から早速家の中のことを任される。

そういう時代だったんだね~

すずの舅も姑も温厚な人だが、小姑がなかなか。

まあ、昔は全員が嫁いびりを楽しむくらいの家もあっただろうから、すずは恵まれていた方かもしれないね。

戦争が始まり、食料の配給がどんどん減るが、
野草などを使って工夫するシーンがいい。

終盤、残酷な運命に胸がつまるけれど、強いて「泣け、感動しろ」という感じがないのが良かったです。

母が生きているうちにソフトで一緒に見たかったなと思う。

繰り返す空襲の恐怖など、母は身をもって知っているので。

ただ、すずとの違いは玉音放送を聞いてのリアクション。

すずは怒りと涙で叫ぶ。おそらく、失った体の部分と愛おしい姪のために。なんのために失ったのか!最後のひとりまで戦うのではなかったのかと。

母は「これで夜眠れる」と思って本当に嬉しかったそうだ。

戦争で身近な人が亡くなった人とそうではなかった人との違いなのかもしれないね。

絵もとても美しく、実写では表現できなかったであろう良さがあった。
観て良かったよ。


よい子に贈られたらしいです「怪竜大決戦」

2018-03-23 13:20:45 | Weblog

1966年作だからさ~私は7歳だったが、良い子ではなかったからなのか、
東映から贈られることはなかったです=この映画の存在を知らない。

すごいわ。
アマチュア、じゃなくミニチュア の恐竜、ガマ、クモが!
3分くらいのところで恐竜とガマが意味不明に舌をダラダラ出したまま
首をからませているところは闘いにあらず。

口から水なのか、毒が入った液体なのか、よくわからんものを吐くんだけど
この程度の放出力では何も倒せないのでは??

でも、
でも、
でも、
見てみたい。
アマゾンプライムでやっていたら、
間違いなく見てみたい。

怪竜大決戦 予告篇


異形のものを主流になれないものが救う話

2018-03-11 12:55:12 | Weblog

「シェイプ・オブ・ウォーター」昨日劇場にて鑑賞。

この作品がオスカーで作品賞を取ったことって、見終わった後も意外だな~という想いが続きましたね。私個人はとても好きだなって思えたけれど、「アカデミーの最高賞を受賞」はなんとなくシックリこないなと・・

でも、いいや、これでデルトロ監督も色々やりやすくなるだろうから。

出だしは「アメリ」を思いださせたね。ヒロインの部屋の様子、インテリア、日々やっていること。いい感じでした。

彼女が清掃係を務める研究所に「今までにない研究対象」が運び込まれてくる。それがアマゾンで神と崇拝されていた半魚人。

このクリーチャーは水陸両用(あまり長く陸にはいられないみたいだけど)、2足歩行もします。

でも、見た目はまさに「異形」のもの。まあ、ハッキリ言えば、気持ち悪いわけです。

そんな彼なのに、ヒロインが惹かれ、心を通わせるのに、あまり時間がかからなかったのは、共に「孤立した存在」であるからなのか。

この作品のキャラは、どれもある意味「異形」というか、1960年代初頭の頃には決して「主流」とは言えなかったような存在ばかり。

ヒロインは孤児で言葉を発することができない。
ヒロインの隣室の初老の男、イラストレーターはゲイ、会社を首になってフリーランス。
ヒロインの職場の親友は黒人、どう頑張っても社会的に強者にはなれない。

そんな切ない人間たちが、不思議な生き物を守るっていう
ある意味、今までにもよくある話だったような気もするが。

でも、それでも「コクがある」のは、カメラの素晴らしさだったり、彼らの演技の素晴らしさのおかげかな。

生き物と「やった」日のヒロインが職場でニタニタしているのを友人が見かけて
「何、笑っているの?ちょっとまさか~~あれって、あれはついているの?」
と問いかけるあたり。
劇場内で笑っていたのは女の人だけだったねと相方が言っていた。

生き物の体がブルーに発光するのが美しい。

もう一度じっくり見たいので、DVDで出たら買いだね。

でもさ、やっぱり不思議、なんで作品賞が「スリー・ビルボード」(未見)じゃなかったんかな?


ネタを忘れました

2018-03-05 16:56:56 | Weblog

たまに素をはさむ珍しいパターン。

「ヒロシです」はまだまだ続きます。

「不倫をすれば俺もテレビに出れますか?」受けます。

お笑い演芸館2017年02月25日放送 ヒロシ


意外だったーでも、おめでとう!

2018-03-05 16:50:21 | Weblog

アカデミー賞作品賞

「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞!

ちょっとビックリ。アカデミー会員は「スリー・ビルボード」押しだと思っていたので。

でも、うれしいね。良かった。
未見だけど、「スリー・ビルボード」も素晴らしい作品のようで、本当にどちらが取ってもおかしくなかったけど。

美容院で「「シェイプ・オブ・ウォーター」見に行くんだー」と言ったら、担当の技術者のお兄さんが「あ、あの魚類のですか?」と・・

魚類。。。

半漁ですけども。

 


ミレーユ・ダルクの旅立ち

2018-02-24 12:39:01 | Weblog

ごく最近知りました。
ミレーユ・ダルクが昨年8月に79歳で亡くなったんだそうです。

「脳血管疾患の治療中で、数日間こん睡状態にあったと現地メディアが報じた」そうです。病室にはアラン・ドロンもいたらしい。

ふたりは別れた後も友人だったわけで、それは最後まで続いたんだね。おそらくだけど、アランに次のマジ恋の相手ができたことでミレーユが身を引いたと思われるんだけど、そんな風な離別でもアランと友人であり続けた彼女の度量の大きさを感じる。(真相は違うかも・・だけど)

これでアランにとって、よく知られている恋愛の相手だった女性は、ロミー・シュナイダーもミレーユも亡くなったことになる。

ふたりともかわいい。

アランと別れた後、ミレーユは2回結婚して晩年は2回目の結婚相手といたんじゃないかな。(最初の夫とは死別)

ほんと、スタイルのいい人だった。「アランは私がパンタロン(当時はそう言っていた)で外出するのが好きみたい」とのろけていたそうだ。

ご冥福をお祈りします。

 


モスラはちっこい女に騙されてきたらしい

2018-02-20 15:10:34 | Weblog

この動画、大阪弁で愚痴るゴジラ。

めちゃおかしい。

「やっつけたろかー」
「あかんわー、もうあかんわーって思てたらなー」
「蛾になにができんねんと思たけどなー」
「キングギドラも、わーっなっとんてん」

これ標準弁で話しても全然面白くない。

にしても、ゴジラに悪意はなかったみたいですね。

「シンゴジラ」でも
「奴はただ歩いているだけ、移動しているだけ」と言われてましたからね。

歩いているだけなのに、わーって攻撃されて血ぃバーッって流してぇ殺生な話・・だったのかも。

ゴジラの独り言。高密度 4k Video


レイモンド・ラブロックが亡くなっていた

2018-02-16 11:24:32 | Weblog

レイモンド・ラブロックが昨年11月に亡くなったそうです。
まだ60代だよ。死因は不明ですが、おそらく病死なんでしょう。

70年代に活躍した美形の俳優さんでしたが、後年はテレビで活動していた模様。

60代にしては、ちょっと老けてるかなー。でも、面影はありますね。


 

 


急に捜索にでる

2018-02-13 12:48:37 | Weblog

ふと気になると追いかけたくなるものです。
一昨日の夜あたりに
「そういえば、見る見るって言っててまだ見ていないなー。
これじゃ、自分自身への見る見る詐欺だなー」
とか思い、
ジョン・シュレンジャー監督作
「日曜は別れの時」を調べてみることに。

71年の作品で、グレンダ・ジャクソン、ピーター・フィンチ、そして、マレー・ヘッドが主演。

グレンダはすでに女優を引退、政界にいるし、ピーターは77年に亡くなっている。
私がちょい気になったのが、マレー・ヘッド。

本作は、若いアーティスト、マレーがバイセクシュアルで、グレンダとピーターの両方と付き合っているっていう設定。
年上のふたりは、マレーを独占することもできないし、でも英国人らしく「さみしいけれど、ワーワーわめいたりしない」静かな展開なんだそうな。



まあ、ふたりとも社会的な地位もあり、大人なんでね。

最後は、マレーがアメリカへと去っていくらしいですね。

このマレー君、確かになかなかの美形で、もともとミュージシャンなんだそう。

アバ(アパじゃない)が歌った「ワンナイト・イン・バンコク」とかも作っているんだって。

映画の出演本数はそんなに多くないけど、ずっと音楽業界で活動を続けているらしいよ。

そんな彼も70代。

年を重ねてこんな感じです。悪くないね。

監督のジョン・シュレンジャーもすでに故人で、時の流れを感じる。
いつか必ず見よっと。