ふと気になると追いかけたくなるものです。
一昨日の夜あたりに
「そういえば、見る見るって言っててまだ見ていないなー。
これじゃ、自分自身への見る見る詐欺だなー」
とか思い、
ジョン・シュレンジャー監督作
「日曜は別れの時」を調べてみることに。
71年の作品で、グレンダ・ジャクソン、ピーター・フィンチ、そして、マレー・ヘッドが主演。
グレンダはすでに女優を引退、政界にいるし、ピーターは77年に亡くなっている。
私がちょい気になったのが、マレー・ヘッド。
本作は、若いアーティスト、マレーがバイセクシュアルで、グレンダとピーターの両方と付き合っているっていう設定。
年上のふたりは、マレーを独占することもできないし、でも英国人らしく「さみしいけれど、ワーワーわめいたりしない」静かな展開なんだそうな。
まあ、ふたりとも社会的な地位もあり、大人なんでね。
最後は、マレーがアメリカへと去っていくらしいですね。
このマレー君、確かになかなかの美形で、もともとミュージシャンなんだそう。
アバ(アパじゃない)が歌った「ワンナイト・イン・バンコク」とかも作っているんだって。
映画の出演本数はそんなに多くないけど、ずっと音楽業界で活動を続けているらしいよ。
そんな彼も70代。
年を重ねてこんな感じです。悪くないね。
監督のジョン・シュレンジャーもすでに故人で、時の流れを感じる。
いつか必ず見よっと。
調べましたが、VHSでは出ていますが、DVD化はされていませんね。オンデマンドならされているかもです。
面白そうな映画なので、私も何らかの手段で観たいと思います。
ところで同時代の映画で、例のジョン・モルダー=ブラウンの「早春」観ましたよ。
内容は・・・モルダー=ブラウンのさわやかさや美男ぶりを楽しみたい人には、あんまり向いていないなあというところです。まあ監督が監督だからね。ジェーン・アッシャーは、私の好きなシーン(意味わかりますよね)もあってよかったです。モルダー=ブラウンも尻までは見せています(スタンドイン?!)。
ちゃんとしたフルで見せてくれるものは
なかったですね。
DVDになっていないのは残念。
「早春」のジョンは、まだ10代だったのですね。
よくやったなー
観てないんですけど、当時のレビューで「死体を抱いてプールにダイブするなんてアイドル系なのに・・」と書かれていたことを記憶しています。
ジョン君はあれだけの美形なのに、斜めった役ばっかりでしたね。