【アントニオ】韓国×日本

昨日の韓国戦ですが、ザッケロは中国戦の先発に戻しました。
攻撃に関しては、中国戦と同じでしたね。
前でゲームが作れませんから、韓国の攻撃を跳ね返しても、すぐにまた、韓国ボールになってしまいました。

違っていたのは、守備に入った時のカバーの意識です。
あのDFラインでは、守備が出来ないというのを、他の選手たちも覚悟したんでしょう。

原口は、槙野のカバーを懸命にしていました。
あれだけ走り続けて、最後には得点に絡みましたから、ものすごく頑張ったと思います。
テレビで見る限りでは、ゲーム終了直前の韓国のセットプレーの時にも、声を出していました。
集中していましたね。

山口も、良くカバーに入っていました。
それにしても、今、JリーグにはSBの選手が人材難なんだということが、はっきりと分かりました。
SBとして、海外でプレーしている選手がたくさんいますから、良しとしましょう。
それこそ、長谷部や岡崎まで、SBをさせられることもありますからね！？

ゲーム全体を通しては、日本は攻められっぱなしでした。
でも、ワールドカップ本戦では、格上ばかりとの対戦ですから、あんなゲーム展開で勝ち切ることも大切だと思います。
韓国相手にあのゲーム内容ではどうかとも感じますが、ベストメンバー同士ではない対戦ですから、そのまま戦力が上がれば良いという考え方も出来ます。
もしかすると、あれが、イタリア人であるザッケロのやりたいサッカーだったりするかもしれませんね！？

個々の選手について、考えてみます。
まず、西川についてですが、あれじゃあ、ザッケロは使いたくないでしょうね。
終了間際、韓国に裏を取られて1対1になりそうになったプレーは、ピッチがぬれていたとは言え、もっと早く飛び出せたでしょう。
その後、豊田がクリアしたプレーの前も、ひどい対応でした。

DFラインでは、槙野は失格でしょう。
2回も試してもらって結果を残せないのでは、仕方ありません。

工藤は、あれだけ守備に追われる時間が長いと持ち味が生きませんね。
柏では、攻撃専門ですから、難しかったでしょう。
その点、原口は、ペトロヴィッチが監督でラッキーだっと思います。
浦和でプレーしている時は、守備をさぼるといつも、「ゲンキー、ゲンキー」と叫ばれています。
守備に対する意識が高くなっているんでしょう。
そのおかげで、昨日もうまく対応出来たのではないでしょうか。

柿谷は結果を残しました。
2点目は、原口の仕掛けが良かったんですが、こぼれる所に走り込んでいて、きっちり決めるのも才能でしょう。
終了後の涙ぐんだようなインタビューを見ても、本人の中に期するものがあったんでしょうね。
代表のあのポジションは層が厚いのですが、ザッケロが本気で1トップに入れる気なら、実は極薄のポジションです。
1トップに柿谷、トップ下に本田で、もしこれが噛み合えば、日本人らしい攻撃陣なのかもしれません。

そして、豊田もハーフナーよりは良いでしょう。
前田とハーフナーを、柿谷と豊田に入れ替えるのは、十分、有りそうです。

大迫を使ってもらえなかったのは、残念ですね。
韓国からなら、時差や移動での疲れはないでしょうから、水曜の再開戦で頑張ってもらいましょう。

原口と柿谷がいる状況で大迫を使えば、持ち味を出せたような気がしますけれど。
ここまで柿谷の1トップにこだわるんですから、ザッケロはそこを試したかったんでしょう。
日本代表で、1トップが人材難なのは、間違いありませんし。
大迫は、FWですから、鹿島でもっとガンガン得点すれば、また、呼ばれますよ。
頑張りましょう。

最後に、とにかく、広島と元広島の選手たちは、テレビカメラを意識し過ぎますね。
私は、ああいうのは嫌いです。

ところで、ブログ「鹿島の空は燃えているか！？」のmk2さん、ご心配、ありがとうございます。
明日からは、仕事に復帰出来そうですので、大丈夫です。
それにしても、この天候は困りますね。
ついてなかったです。

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