【アントニオ】鹿島×川崎

速報版に付け足します。

それにしても、このゲームの鹿島の選手たちは痛々しかったです。
この暑さの中で、大分で90分間プレーして、中3日で先発メンバーを誰一人替えないだなんてあり得ません。
結果が出れば、それで良かったということになるのは分かっていますが、そうではありません。
あまりにもお粗末な采配ですし、批判されて当然です。

しかも、選手起用だけではなく、ゲームへの入り方も問題です。
ハイペースでゲームに入ったので、ガス欠になるのが早かったですね。
対する川崎は、のらりくらりとした感じでゲームに入りました。
これは、弱いクラブが負けてしまう典型的なゲーム運びです。

とにかく、攻撃ではなく、守備から修正しなければダメですよ。
解説の清水が言うまでもなく、両SBの裏のスペースを狙われ過ぎです。
戻りたくても疲労で身体が動かなかったでしょうし、負けていれば前に重心がかかります。

川崎の攻撃の選手を見ると、ボールとは逆サイド、鹿島のCBの裏を常に意識して動いていました。
それと、GKとCBからのボールも狙われています。

3失点でしたが、もっと失点していても不思議はありませんでした。
最初の決定機を川崎が外してくれて、運があると思っていたんですが、それに助けられても3失点です。

3失点してからは、川崎がきれいにブロックを作って守って来ました。
そうなってしまうまで選手交替をしないだなんて、完全に後手に回っています。

Jリーグの公式サイトのザーゴのコメントを抜粋して引用します。

「疲労がたまっているということは、いろんなデータを見てもありませんでした」
「試合が始まる前に疲労があったかと言えば、なかったと思います」

血液検査などの科学的なデータを揃えた上で、この結果だとしたら重大です。
立ち上がりは動けていたところを見ると、瞬発力はあっても、持久力はなかったように感じました。

まあ、クラブとして、このザーゴにどこまで付き合うんでしょうか。
さすがに、選手たちがかわいそうです。


にほんブログ村


にほんブログ村