アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】おとがめなし!?

2015年02月13日 | サッカー観戦
昨日、JFAの理事会が行われたようです。
終了後の記者会見の様子が、各紙で報道されています。

アギーレの解任に関する件では、誰にも責任はなく、処分もしないということになったようです。
予想されていた通り、今のJFAの幹部には、イエスマンしかいないのでしょう。

それはそうですよね。
JFAのような組織は、上が替われば、下まで替わってしまうんだと思います。
しかも、今の体制は、かなり前からずっと続いていますから。

スポニチの記事によると、法務委員長の三好は「個人的には(八百長疑惑を)知るのは難しかったと思う。10月に報道が出た時にも疑惑レベルの段階で打てる手は打った。契約もうまく解除できた」とコメントしたようです。
まさに、自画自賛ですね…。
こう言われて、それは違うだろうという意見が出なかったということなんでしょう。

その上で、4カ月間、大仁会長が50%、原と霜田が30%の給与を自主返納するそうです。
これも、また自画自賛ですか…。
減俸にすらならず、自主返納なんて、履歴にも残りませんし、まさに痛くも痒くもないですね。

我々のようなサラリーマンと違って、プロの世界は厳しいです。
そんな中で、JFAに入ってしまうと、サラリーマンのような安心感があって、そこにしがみつきたくなるのかもしれませんね。
それなりに、権限もありますし。

別の見方をすると、ここで幹部が処分されてしまって、その影響が下の方々にまで及んでしまうのも、忍びないんですよね。
おそらく、影響を受ける下の方々には、今回の件で責任はないでしょうし。

今回、議論されたのは、下記の3点だそうです。

(1) 八百長を予見できなかったか
(2) メディアで報じられた後のJFAの対応
(3) アギーレ前監督の契約解除までの流れ

(1)は、まあ仕方ないでしょう。
問題は、(2)と(3)ですよね。
(2)と(3)を、お金を支払わないで済んだから良いというのは、どうなんでしょう。

お金の替わりに、JFAに対するイメージが悪化し、日本代表の強化のための貴重な時間が失われました。
私は、アギーレの手腕自体は評価していますが、ブラジルワールドカップのレギュラーを日本代表に戻した時点から後に関しては、評価していません。
それをやるなら、ザッケロの続投で十分です。

明らかに、保身に走っていたように見えますが、違うんでしょうか!?
その上、アジアカップで惨敗し、経験できる国際試合の数も減り、先の話ですがコンフェデレーションズカップにも出場出来ません。

今、JFAには、お金はありますから、例え、違約金に2億円くらい支払ったとして、その方が良かったと思いますよ。
お金では買えないものが、たくさん失われました。
まあ、告発受理による解任をした時点で違約金も支払ったら、それは最悪でしょうから、それよりはマシですけれど。

報道のあった時点で、スパッと切っていれば、今ごろ、新体制がスタートしていたでしょう。
しかも、その後、正式に告発が受理されたことが報道されれば、やはりあの時点で切っていて良かった、JFAは良くやったということになっていたでしょうし。

こんな解任劇があった国の代表監督を引き受ける方も、なかなか見つからないでしょうね。
当然、身辺調査は厳しくされるでしょうし、痛くもない腹を探られることだけでも、気分が悪いです。

とにかく、想像を超えた今回の結論にびっくりしました。
処分なしは、あり得ないでしょう…。

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