【アントニオ】西の移籍報道

チームが始動して、西が合流していないという話でしたが、今朝、各紙で海外移籍が報道されました。
サンスポの記事によると、鹿島とは2年契約が残っているようです。
鈴木常務は、「移籍するかもしれない。今週か来週までには考える」と話しているようですし、移籍するんでしょう。

西が海外に行っているという報道があった時の記事にも書きましたが、昨季、西は不遇の立場でした。
年齢、昨季の立場を考えれば、ただ練習参加するだけなんてことは有りえませんよね。

とは言え、鹿島から契約解除をすることはないでしょう。
そんなことをすれば、鹿島に移籍金が入らなくなってしまいます。

セレッソに移籍したフォルランは、前所属先から契約解除をしてもらいました。
これは、自分が希望すれば違約金なしに契約解除できるという契約だったから出来たんだと思います。
スポニチの記事によれば、インテルからインテルナシオナルに移籍する時に、その違約金をフォルラン自身が払ったということらしいです。
それなら、インテルナシオナルとしても、違約金の設定は出来ないでしょう。

鹿島が、新潟から西を獲得する時には、所属先だった札幌に移籍金を支払ったと記憶しています。
これを西が負担していたのなら、移籍金なしということもあるでしょうし、それなら今回の移籍も西の意思だけで決められます。
まさか、今どき、違約金なしで契約解除して欲しいだなんて、都合の良いことを考えていたりしませんよね！？

同じマリティモに移籍した相馬崇人は、移籍金はなかったと思います。
マリティモが、西に契約通り満額の違約金を支払ってくれるかどうか…。
イングランドは、就労ビザがもらえないでしょうから、無理でしょうし。

セレッソから、杉本健勇との契約更新が発表されました。
こうして初めて本人のコメントが出て来た時に、残留を決めていればすっきりします。
でも、悩んでいるなんてコメントが出て来るのなら、可能なら移籍したいということなんですから、移籍してしまった方が良いと思います。

上にも書きましたが、まさか、違約金をまけてくれとか、ゼロにしてくれなんて交渉をしているわけではありませんよね！？
現行のルールでそれを認めてしまうのは、絶対にダメです。
それは、大迫のように、海外に移籍しやすいように、あらかじめ契約しておくのとは、全く違いますから。

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