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アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】日本人FWの補強

2012年01月17日 | サッカー観戦
鹿島の補強が一段落ということなので、改めて考えてみます。
今年の補強で、目玉(というか注目)の選手は、岡本だと思っています。
記憶を辿っても、鹿島にとって、初めての、実績のある日本人FWの補強だと思います。
(間違っていたらごめんなさい)

あえて、リストアップすると、創立時に加入した黒崎と長谷川でしょうか。
田代も、特別指定で他のクラブでリーグ戦に出ていましたが、新人としての加入でした。
ずいぶん前に、京都がJ2に降格した時に、エースで日本代表だった(現富山の)黒部の加入が噂になりましたよね。
あの話は、結局、流れてしまいましたけれど…。

岡本の昨年の成績は、リーグ戦で8得点です。
福岡での印象があまり残っていませんが、それはそうですよね。
福岡自体、攻撃しているイメージがあまりないんですから。

得点力がないと嘆いている鹿島の総得点は53ですが、岡本の所属していた福岡の総得点は34です。
岡本は、福岡の10番城後の7得点を上回って、チーム得点王です。

まあ、12得点の田代が抜ける訳ですから、マイナスと言えばそうでしょうけれど。
もともと、下位のクラブは、FWにボールが集まりそうですが、でも、福岡での8だったら、鹿島の12に匹敵する数字だと思います。
実際、興梠4得点、大迫5得点、ジュニーニョ9得点ですから、成績だけ見れば、2トップの一角を占めても、全くおかしくありません。

スタンドから見ていたって、福岡よりも鹿島の方が、FWにとって良いパスがたくさん出て来ますからね。
福岡と比べれば、得点以外のFWとしての役割は増えるかもしれません。
それを割り引いても、得点は増えるのではないかと思ってしまいます。
オリヴェイラが言っていたように、相手が引いてくるのでやり辛いというのもありますけれど。

岡本は日本人、ジュニーニョは日本暮らしが長いですから、これまでの新加入のブラジル人FWのような環境の違いによる戸惑いもありません。
Jリーグ特有のサッカーへの順応も必要ありません。
それに、新加入ですから、モチベーションも高いです。
新監督ですし、キャンプで大活躍してしまえば、この2人の2トップだって、十分考えられますよね。

興梠と大迫は、頑張らないといけませんよ。
それが、新監督と補強の副次的な効果でもありますし。

昨年は、マルキが抜けて田代が戻って来ましたが、田代がコンスタントに出場できなかったこともあって、FWの選手の競争意識があまりなかったのかもしれませんね。
FWの人数も少なかったですし。
その点、ボランチはポジション争いが激化するとともに、全体の質も上がりました。
増田なんて、代表に行った隙にポジションがなくなりましたし。
それを考えても、FWは良い補強だったんじゃないでしょうか。

心配は、2列目の野沢の抜けた穴だけですね…。

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