Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ドナドナ原付さん

2005年02月26日 12時01分56秒 | バイク
同期なお友達さんから譲り受け、
私にバイクの楽しさを教えてくれた原付さんが、
ついに引き取られていきました。。。

この原付さんの歴史は古く、
同期なお友達さんが大学時代に譲り受け、
それを3年前の11月に譲り受けるカタチで、
私のものとなりました。

要は三代目です。魚武です。ネネでした。

二輪免許はおろか、原付教習さえ受けてない中、
初めて乗って、いきなり国道1号を走り抜けた、
あの日のドキドキが、昨日のように思い起こされます。

渡された時点ですでにボロボロで、
バッテリーも干上がっていて、
走ってると自動的に右に曲がってく、
オモシロ過ぎな機能付だから余計に。

その他にも、
タータンチェックなステッカーを前面に貼って、
無駄に英国風にしたこととか、
寒い中、友達の家に何度も行ってみたこととか、
友達の誕生日プレゼントを買いに渋谷まで走破したこととか、
車感覚で運転して、ゴールド免許を綺麗に奪い去ってくれたこととか、
色々な思い出が浮かんでは消えていきます。

消えていく思い出って、
ホントにあったことなのかな。。。

翌年5月、一瞬にしてバイクの面白さを知った私は、
早々に一目惚れしたScaverさんを購入してしまうので、
実際のところ、この原付さんを一番使ったのって、
大型二輪免許取得のために教習所に行くときな気がしますが、
まぁ、それはそれってことで。。。

Scarverさん購入後、また使うからといって、
元の同期のお友達さんに返したものの、
お友達さんが遠方に出向となってしまい、
長い間、お友達さんの住んでた会社の寮に置いておくだけの状態に。

けれど、その寮も期限と共に、みな退寮してしまうことになり、
この原付も置いておけず、引き取り手もなく、
そして今日、処分することに。。。

そんな処分を、こちらにお願いしたのですが、
電話して1時間くらいで引き取ってくれて、
廃車手続きまでついて、予想の3分の1以下なお安い額で、
あっという間に、手際良く引き取られていきました。

私の思い出の中にある原付って、
ホントにあったのかな、ってくらいに。

きっとこの原付さんに一番思い出が薄い、
三代目な私が最後を看取りつつも、
潤みがちな瞳で、空を眺めてみたら、
白い雲の陰に、あいつらの笑顔が見えたんだ。

ありがとう、さようなら。

少しの間だったけど、
私も君を愛していたよ。

ドナドナ~♪

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