Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

10月31日(金)のつぶやき

2014年11月01日 06時04分29秒 | 雑談

@MALMUNIA ありがとうございます!みつばのクローバー、トーク内容にも絡んでいてよかったです



映画生感想:2014年10月まとめ(16本)

2014年11月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『レッド・ファミリー』を観賞。

面白い。各々が自分勝手に生きて、感情をぶつけ合って、いつも喧嘩ばかり。そんな模範的な幸せからはみ出したダメな隣家。だからこそ、人間らしさの象徴となり、家族の絆を強く感じられる憧れの対象となる。そんな裏返しが上手くて、従順に生き続ける辛さが胸に響いた。

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『バツイチは恋のはじまり』を観賞。

面白い。旅先の美しい風景と思いがけない恋。ラブコメの王道的な素材を、2度目の結婚でなければ幸せになれないという呪いを信じるヒロインの設定を活かして、面白可笑しく調理していて。その口当たりの良さがとってもステキ。男の単純さ純粋さは愛おしくなるほど。

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『ミリオンダラー・アーム』を観賞。

面白い。ひとつの価値観で語ることなく、インドのムラ社会で生まれたが故に抱く複雑な想いなど、登場人物ごとの心に寄り添って丁寧に描いていて。だからこそ、夢、という国や文化を超えて抱き合える目標に向かっていく感動が大きくなった。軽い語り口なのもステキ。

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『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』を観賞。

主人公を演じるクロエさんのかわいらしさ、その魅力に、うっとり出来るという意味で、とってもステキな作品で。見える聞こえるものを主人公が感じられる範囲に限っているので、想いや不安が染み渡るように伝わってきて、各人物の台詞もじっくり味わえた。

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『イヴ・サンローラン』を観賞。

素晴らしい。氏の生き様を描いた、この作品もまた芸術品のひとつのような。スクリーンに引き込まれ、映画を観た充実感に満たされた。繊細が故の奔放さが強く感じられ、誰より人らしく愛を求め、誰より美にこだわったからこそ、人の心を動かす美しい服を描けたのかもと。

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『少女は異世界で戦った』を舞台挨拶付観賞。

面白い。壮大な設定を持ったSFに大真面目に挑んで、きっちり破綻なく仕上げているのがいい。皮肉り過ぎなネタが多数ありつつも、低予算を自嘲することはなく。主人公4人が生身のアクションをしっかりこなした上で、アイドル姿も魅せてくれるのがステキ。

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『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』を観賞。

面白い。いつどこから飛んでくるかわからない不意打ちな笑いの数々に、たまらず吹き出して。愛らしいキャラ達が紡ぐ西部劇らしい流れの中に、下品だったり、不謹慎だったり、バカだったりなネタがテンポ良く紛れているので、すんなり楽しめる。

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『FRANK -フランク-』を観賞。

面白い。序盤はおかしな仮面から受ける印象通りなお話ながら、終盤は切なくて。創作が生業な自分的には、主人公の心境が重なり、自らの才能、自らの居場所と向き合って、想い悩んでしまったくらい。独創的ながらPOPで心に響く、才能を感じさせる音楽もステキ。

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『映画ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』を舞台挨拶付観賞。

面白い。どんな苦難を抱えた人も幸せにすることができるのか、という正解の出せない問題に真正面からぶつかって。作品上のお約束をしっかり魅せて楽しませながら、まっすぐな答えを出す展開が感動的でとってもよかった。

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『メアリーと秘密の王国』を吹替観賞。

素晴らしい!現実のすぐ近くにある、すこしふしぎな世界という描き方だからこそ、夢がとっても広がって!うっとりするほどの美しさと、ひるんでしまうほどの恐ろしさがある冒険、主人公達の成長を、めいっぱい楽しめた。映像と音と物語、どれも質が高くて面白い!

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『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』を舞台挨拶付観賞。

素晴らしい!こんなに笑ったの久しぶり、というくらい、終始ニヤけて吹き出しまくり。カッコ良過ぎなアドリブやファンに嬉しいお約束、無駄なお色気など、予想できない展開に笑い合う、劇場の一体感も格別!

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『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』を観賞。

面白い。国家の存亡という大きな危機の中で、自分の存在価値、家族の大切さ、という普遍的な想いと直面していく、グレースという人間そのものに迫っていく描き方がステキ。おとぎ話の先にある現実を紡いでいく覚悟が、じんわりと心に染み入ってきた。

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『泣く男』を観賞。

面白い。男泣きの美学というか。強い男の秘めた弱さ、情けないからこそのカッコ良さ、が言葉でなく画と音楽で描かれていて。舌がしびれるほどに甘い、男の行動の裏にある理由が胸に染み渡り。躊躇のない激しい銃撃戦だけでなく、刃物で、拳で、男同士が応え合う展開に心がシビれた。

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『ヘラクレス』をIMAX3D字幕観賞。

面白い。気持ちいいくらい敵をなぎ倒す、圧倒的な力を持ったヘラクレスに、負けないくらい個性的なキャラ達もいて。チームとして連携した戦いを観たかったと思えたくらい。雄大な風景に見惚れたり、飛び出しに驚いたり、楽しめる3D効果があるのも嬉しかった。

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『近キョリ恋愛』を観賞。

素晴らしい。男と女、人と人との、純粋な気持ちだけが、必要条件を満たすように丁寧に描かれているので、心地良い余韻がじんわりと残った。演者さん達の好演もあり、漫画的なキャラも自然に受け入れられて。カッコ良さもかわいらしさも、どちらもキラキラと輝いて感じられた。

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『小野寺の弟・小野寺の姉』を観賞。

面白い。以前観劇した舞台版はドタバタだったけれど、映画版はふたりと周囲の人達との交流をじっくりと丁寧に描いていて。ひとりっ子の自分が、その姉弟愛に羨ましさを感じてしまったほど、心に染みる愛らしさがあって。またいつか、ふたりに会いたくなったくらい。

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※映画館で観賞したもののみ。


音楽生感想:2014年10月まとめ

2014年11月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

The Drumsさん「Encyclopedia」を聴く。(アルバム)

過去へのこだわりを拭い去るように、音へのこだわりを徹底的に貫いたような。サウンドに重きが置かれているものの、気付くと何周もしている、自然な聴きやすさがとってもステキ。音から思い浮かぶ薄明かりの空は朝焼けなのか夕焼けなのか。

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Perfume Geniusさん「Too Bright」を聴く。(アルバム)

穏やかながら物語性が強く感じられる音は、どこかのサウンドトラックかのような印象を受けるほど。耳にするだけで、やわらかな光に包まれ、その作品世界に入り込んでしまう。一音一音の響きにまでこだわりが感じられる、美しい1枚。

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Prince & 3rdeyegirlさん「Plectrum Electrum」を聴く。(アルバム)

新しさを追求するのではなく、自身の納得出来る音にこだわったかのような濃密さで。普遍的と呼べるくらい唯一無二の響きがステキ。ずっと聴き続けてきたかのような安心感を持って、いい音に浸ることができる。

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Princeさん「Art Official Age」を聴く。(アルバム)

今の音を盛り込みまくった上で、らしさ満載の、でも新しい音に仕上がっている、そのスゴみたるや。それ以上に、そんなスゴみを感じさせないくらい聴きやすくて聴き込める、POPなアルバムに仕上がっていて。まさに殿下が殿下たる1枚。

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Tony Bennett & Lady GaGaさん「Cheek To Cheek」を聴く。(アルバム)

Tonyさんの巧さはもちろん、GaGaさんのライブでの弾き語り時に体感した歌の上手さ、表現力の高さを十二分に味わえる。歌うこと、声を合わせることの楽しさが詰まっているような、ステキな1枚。

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高垣彩陽さん「愛の陽」を聴く。(シングル)

幾多の経験を経て自信も備えた、高い歌唱力、表現力を十二分に味わえる、唯一無二の楽曲!愛の創世から再生まで、壮大な展開に幾度となく驚きが。続く2曲で、心に寄り添う前向きさ、心に染み渡る伸びやかさ、と異なる歌声も楽しめて。世界観に沿ったMVも素晴らしい!

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Weezerさん「Everything Will Be Alright In The End」を聴く。(アルバム)

バンドの鳴らしたい音が求めていた音と重なった上に、こだわりと遊びの面白さも楽しめる、期待を軽やかに超えた1枚。POPな楽曲にドラマチックな響きが絡む、程良いひねくれ加減が大好き。

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Gerard Wayさん「Hesitant Alien」を聴く。(アルバム)

ソロとしての1stアルバムらしく、鳴らしたかったであろう音だけが詰まっている印象で。削ぎ落としたシンプルな音は、気持ちよくノれるPOPさ。広く深く鳴り響いていく音に、ひとりとは思えないほどの懐の深さがあるのもステキ。

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OK Goさん「Hungry Ghosts」を聴く。(アルバム)

誰でも楽しめるPOPな楽曲だけでなく、自らの音を追求しまくったアルバムらしい楽曲もある自由さがステキ。恒例のMVへの手間とこだわりを軽やかに超えるほど、音への手間とこだわりが強く感じられ、興味深いという意味での面白さもたっぷり。

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Nico & Vinzさん「Black Star Elephant」を聴く。(アルバム)

きっと洋楽に慣れていない方でも、心が弾み、楽しい気持ちで癒されるであろう、アフリカの草原を駆ける風と大地の響きを感じられる、センス抜群のPOPさが素晴らしい。体だけでなく、心も躍り出す、笑顔になれる1枚。

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Macy Grayさん「The Way」を聴く。(アルバム)

飾り過ぎない、削ぎ落としたPOPな音にしているからこそ、様々な感情を見せ、そして寄り添っていく、唯一無二のしゃがれた歌声を存分に堪能できる。暗闇の先にある光のようなやわらかさに包まれる、等身大の感情のままで受け止められる音がステキ。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。