ということで、帰省している最中の急逝ご連絡だったので、明日の通夜、明後日の葬儀のため、実家から横浜に喪服等々を取りに戻る…途中で、前々からのご予定通りブロードウェイミュージカル「アメリカン・イディオット」夜公演をご観劇る。Green Dayさん好きとミュージカル好きが被る確率…。
『トゥ・ザ・ワンダー』を観賞。叙情的な映像詩に心を委ね、想いを重ね、言葉にできない心を紐解いていく。各場面の構図により、伝わってくる感情が異なるのはもちろん、喜びと怒り、安堵と不安など、ひとつの状況で両者が涌き出てしまうような、矛盾を抱えた人の心の機微まで、確かに捉えられている。
ブロードウェイミュージカル「アメリカン・イディオット」さん、ご着席。Green Dayさんの楽曲でミュージカル…以上の情報はあえて入れずにご参加なので、とっても純粋にわくわく。Green Dayさん好きさんとミュージカル好きさんが入り交じっているような、客層が面白い。
「アメリカン・イディオット」を観劇。素晴らしい!座って観ていられなくなるほどの躍動感!演者達の熱量溢れる舞台を活かしたパフォーマンスにより、Green Dayさんの楽曲が力強く響き、心に撃ち込まれた。そして3人の登場人物を通して批判的に描かれるアメリカの暗部が色濃く影を落とした。
Green Dayさんもミュージカルも、どちらも同じくらいに好きな個人的な感想として。ミュージカル「アメリカン・イディオット」さんは、どちらか片方を好きな場合でも、しっかり楽しめるだけの質を持っていると思えて、そこがスゴいなと。ちゃんとバンドしてて、ちゃんとミュージカルしてる。
ということで、実家から有楽町経由の横浜ご帰宅。家を出た時点では、まさか祖母が亡くなるとは思わず。ふむ。
従兄弟さん達は、ほぼみんなイケメンさんなので、その奥様もセントフォースに所属してそうなレベルに美しく、お子さんもまた…。一同に介すと、最年長なのに独身ひとりっ子な自分はちょっぴりしょんぼりしつつ。イケメンの代わりに心臓病を授かってよかった、と言える人生にしていこう、とも思う。