Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

7月31日(火)のつぶやき

2012年08月01日 04時00分24秒 | 雑談
21:59 from Tween
昨年7/31は心臓手術に伴う入院前日で、横浜から入院支度を持って、大宮ソニックホールのスフィアさんANNR公開録音に参加し、そこから蘇我フクアリの横浜FC戦に向かい、そして実家な八街に帰省する、というムチャな回し方をしたな、とかしみじみ。

by TakaIYAMA on Twitter

音楽生感想:2012年07月まとめ

2012年08月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

Two Wounded Birdsさん「Two Wounded Birds」を聴く。(アルバム)

好きなものが伝わってくる素直な音が真っ直ぐ、体に響き、心を包み、とっても心地良い。今のPOPとしての彩りも加わっているので、ただ懐かしさに埋没せず、自分の音になっているのがステキ。

---

Chris Brownさん「Fortune」を聴く。(アルバム)

電子音を主体とした都会的な、現在進行形の音の数々が、安定感を持って緻密に刻まれている。耳にしてすぐ聴き馴染みが感じられるくらい、POPさが意識されており。その中で新たな音へ一歩踏み出す、攻めの楽曲もあり。聴き応えたっぷり。

---

R. Kellyさん「Write Me Back」を聴く。(アルバム)

過去の音と現在の音が心地良く融合しており、いい音楽ってこういうこと、と思えるくらいステキな作品に仕上がっている。築き上げられてきた音楽の歴史、先人たちと肩を組んで歩んでいるような、大きな愛が感じられる、この路線は大好き。

---

The Offspringさん「Days Go By」を聴く。(アルバム)

勢いや遊びの要素を、緻密なソングライティングの上に盛り込んでいる印象があり。なにも考えなくても、じっくり聴き込んでも、拳を振り上げて楽しくハシャげる1枚に仕上がっているのがステキ。突き抜けた楽曲群にスカッと出来る。

---

スフィアさん「Third Planet」を聴く。(アルバム)

キラキラ輝きを放ち、4人の声の可能性が無限大に広がっていく、音楽の魔法がかかった1枚。インパクトある新曲1曲ずつに感動を覚えると共に、既存曲が約束されていた未来を感じさせるくらい相乗効果を生み合って、アルバムの完成度を高めている。

数量限定特別仕様『Blue Planet Box』。特典BDが期待以上に素晴らしかった。BD画質なPVはもちろん、幕張公演ダイジェストはいいとこどりな全8曲。どの曲もフルで入っているのが嬉しく、当日を思い出す以上に楽しめてリピートしまくり。

---

小松未可子さん「cosmic EXPO」を聴く。(ミニアルバム)

EXPOの名の通り、彩り豊かな楽曲たちに、何色にも染まらない透明な歌声が綺麗に映え渡る。CD単体としての良さに加えて、モーレツ宇宙海賊の加藤茉莉香が繰り広げる、にぎやかなミュージカルとしての面白さも併せて感じられるのが素晴らしい。

---

中村一義さん「対音楽」を聴く。(アルバム)

驚くくらいに100s以前、ソロ時代の中村一義そのものであり、その唯一無二の音が想像以上の進化と深化を遂げ、1枚の作品として閉じ込められている。ベートーベンと向き合い、自分の音の中で昇華した様さえも、彩りのひとつに過ぎないような。ただただ素晴らしい。

---

Dirty Projectorsさん「Swing Lo Magellan」を聴く。(アルバム)

音楽が本来持っている自由さ、楽しさを、爪弾かれる音たちを通して肌で感じて味わえる、手触りのいい1枚。実験や環境に寄り過ぎない聴きやすさ、ドリーミーなPOPさが、優しく保たれているのがとってもステキ。

---

Nasさん「Life Is Good」を聴く。(アルバム)

HipHopの持つ、自由さ、楽しさ、面白さ、カッコ良さ、美しさ…、様々な要素が全て詰め込まれた、音を楽しめる1枚。王道な音の遊び方を突き詰めた、粋さ、がたまらない。改めてHipHopと出会い直したような、真っ直ぐさが心地良い。

---

SEKAI NO OWARIさん「ENTERTAINMENT」を聴く。(アルバム)

彩り豊かな音色で攻めながら強くなり過ぎない、軽やかなPOPさを保ったバランス感覚が貫かれ、とっても面白い。作家3人体制が上手く活かされ、かつ既存曲と新曲が有機的に絡み合っており、1枚のアルバムとして楽しめる。

---

桑田佳祐さん「I LOVE YOU -now&forever-」を聴く。(アルバム)

改めて並べて聴くと、耳にすることが多いのには、しっかり理由があるんだな、としみじみ。聴きやすさの中に濃厚さもあり、とっても充実感のあるベスト盤。シングル曲でノせつつ、聴かせる楽曲もあるバランスの良さがステキ。

---

The Viewさん「Cheeky For A Reason」を聴く。(アルバム)

確かな上手さを持った上で、潔く、勢いよく、真っ直ぐ突っ走るロックな音がとっても気持ちいい。昔の音を吸収した今だからこそ鳴らせる、王道さ。弾く側も楽しみ、聴く側も楽しませる、わかりあったPOPさがたまらない。

---

Passion Pitさん「Gossamer」を聴く。(アルバム)

明るさ、楽しさ、カッコ良さ、音楽が持つ陽の要素を全面に押し出したかのような、軽快なPOPさがとってもいい。繰り返しが止まらなくなるくらい、クセになる聴きやすさ。誰でも気軽にノれるよう作り込んでいく、こういった音づくりは大好き。

---

戸松遥さん「ユメセカイ」を聴く。(シングル)

一語一語、感情を込めて丁寧に、演じるように歌う様が、物語性のある楽曲に彩りと深みを与え、じんわり心に染みていく。「Issai Gassai」では元気いっぱい、楽しさ満開で心を弾ませてくれる。両極端とも言える2曲で振り幅の大きさを示しているのがいい。 

---

Hans Zimmerさん「The Dark Knight Rises」を聴く。(アルバム)

印象的ながら、映像に有機的に絡みつき、共に世界観を構築し、物語を紡いでいる雄弁さを持った楽曲たち。観賞後に聴くと、自分の中に入り込んだ映像の断片が自分なりに昇華された形で浮かび上がってくる。

---

※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。


映画生感想:2012年07月まとめ(11本)

2012年08月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』を観賞。

面白い。探鳥に没頭する男達の生き様を、明るく丁寧に、楽しそうに描いている。主人公達を取り巻く家族、同士の友情、そして不器用な恋愛など多くの愛に満ち溢れており、代償となる喪失の中にも救いがあり。作品全体を包む優しさがとってもステキ。

---

『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』を観賞。

始まりを描いた前作から、性急さを感じるほどの勢いを持って一気に駆け抜け、次作に繋がっていった。攻略時の駆け引きなど、アニメだからこそな迫力ある戦闘と、アニメながら感情の伝わる細やかな表情や仕草とが、上手く融合し活かされていた。

---

『崖っぷちの男』を観賞。

面白い。緊張と緩和のバランスがゆるめになっており、妙に抜けていたり、熱過ぎたりするところが、とてもいい。キャラ設定のわかりやすさ、緻密そうに見せて真っ正面からぶつかっていく、アメリカンな大雑把さが大好き。最後は作品の勢いで、思わず感動してしまうくらい。

---

『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』を観賞。

面白い。マンUtdが強くなくてはならない理由がわかり、チームを好きにさせる力がある。サッカー好き必見な感動作。加えて試合を描かず、裏側にある選手、監督、コーチ、チームを取り巻く全ての人間のドラマを描いているため、物語としても楽しめる。

---

『ヘルタースケルター』を舞台挨拶付観賞。

綺麗の代償、使い捨ての俗世。現実と仮想、沢尻エリカさんとりりこが重なってしまう、全身全霊をかけた演技が光る。写真的な映像と舞台的な台詞で心を描くも、昭和な音楽とコマ割な展開で観客を突き放して踏み込ませない演出が混沌ぶりをより強く感じさせた。

---

『リンカーン弁護士』を観賞。

面白い。事件を調査していく過程での緊張感、無罪と無実に揺れる様などが上手く描かれており、最後まで物語に引き込まれた。伏線がしっかり繋がる心地良さ、小気味よい展開もあり。味のある粋な演出と、主人公をはもちろん主要キャラが魅力的で、他の事件も観たくなった。

---

『きっと ここが帰る場所』を観賞。

感じながら、考えられる。コミカル含みな日常から想像もしない父の仇探しに、不思議なバランスでお話が展開されていく様が、掴みどころのない主人公そのもののよう。現実を受け入れて大人になる触れ合いの旅を、美しい映像とじんわり響く音楽で、詩的に綴っていく。

---

『おおかみこどもの雨と雪』を舞台挨拶付観賞。

素晴らしい。と言わざるを得ない、いい作品。観賞後に物語を反復して、違う角度で見つめ直して、何度も感動できるだけの質がある。現実的な描写を重ねながら、自然とキャラも土地もファンタジーに昇華させていく上手さがステキ。女性の方がより響きそう。

---

『メリダとおそろしの森』を3D字幕観賞。

面白い。破綻なく、楽しく、程良い緊張感と共に、作品世界に浸ることが出来た。小さな子供たちと安心して観られそう。お話的には冒険が少ないものの、映像的には細部まで挑戦している印象で、そこを見るのも楽しい。暗い場面が多いので、3D方式は要確認。

---

『星の旅人たち』を観賞。

素晴らしい。溶け込むように引き込まれ、いつしか共に巡礼をしているような気持ちになり、映画が終わるのが淋しく感じられた。物語的なトラブルを挟みつつも、全てを語り合わなくても、心で通じ合い、苦難を乗り越え合える仲間との旅路の機微が上手く描かれているのがステキ。

---

『ダークナイト ライジング』をIMAX字幕観賞。

素晴らしい!圧倒的な映像と音響で紡ぐ、三部作を終える物語に釘付けになり、164分という時間を一切感じず、ただただ作品世界に入り込んでいた。お話的にヒーローものに戻しつつ、緊張の中に緩和もあり、収まるべきところに収まって大満足。

--- 

※映画館で観賞したもののみ。