Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

イベント生感想「ap bank fes'05 1日目」

2005年07月18日 08時28分44秒 | 音楽
静岡県掛川市にあるつま恋にて行われた、
ap bank fes'05 1日目さんに参加してきました。

とりあえず公式なレポートはこちらから。

横浜~掛川間を東海道線で往復して来たのですが、
要所要所での感想はこんな感じでした。
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横浜出発
熱海乗換
静岡乗換
掛川到着
つま恋昼食
ap bank fes'05参加中
バス渋滞
静岡夕食
静岡待機
静岡出発
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この中で一番印象に残ったのは、
昼食で書いてる、各サポの証たるタオマフがたくさんいたことですね。

山形とかもいましたもん、あれはスゴイ。

しかし、やはり場所柄、
というかミスチルさんは名波に向けた曲も書いてますからね、
磐田が多く、ジェフさんは完全なアウェーでした。。。

…と、無理矢理ジェフさんネタを絡めつつ。

今回は環境問題に対する啓発のイベントでもあるので、
ライブエリアだけでなく、オーガニックエリアというのもあり、
無農薬な食品や、体に良い食品の販売、
リサイクルなモノやの展示をしてたりしてました。

ゴミの分別も徹底していて、
ゴミ捨て場の分別種類ごとにしっかり係員が管理。

参加者も係員に指摘されることがないくらい、
しっかり分別に対応していて、参加者の意識の高さに感動。

なのでパンフレットも、単純にイベントに関するお話だけでなく、
ap bankがいかなるもので、どのような活動をしているか、
という読みどころたっぷりな広報誌のような印象でした。

こうした活動がこの会場内だけでなく、
普段の生活にも広がって、周囲を巻き込んでいけると、
次の世代も住みやすい世界に出来るんだろうな。

…とか思いつつ、ライブのお話。

実はミスチルさん以外、誰も初めてライブ観る面々なので、
とっても楽しくも、感想的にはミーハー臭漂うものになってそうな。。。

…という言い訳を書いたので、あんまり賢くなく、
音楽のことも深く考えず、感じたままを書くとしましょう。

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Bank Band

まさかKANの名曲「プロポーズ」で始まるなんて。
現役KANファンな私的には驚きを超えた嬉しさが歌の最中ずっと。
桜井さんとKANさんは仲良しだもんな、としみじみ。
ミスチル好きは、ふたりで歌った「Oxanne」の存在は知ってるのかしら?

一青窈

歌っている声、姿から醸し出される言葉に出来ない不思議な感情を抱く。
珈琲時光』という映画の主演に抜擢されたのも納得な、
秘めたものというか自分の空気を持っている人だな、という印象。
そういうのもまた、才能だと思う。

salyu

出てきたときのハイテンションぶりにどうなるかと思いきや、
大作バラードを歌い上げる。途端に感心してしまう。
他者を黙らせるくらい強い才能を持っているのは素晴らしい。

Evely Little Thing

持田香織さんの歌い方が変になってる気がしたものの、
自分の声の特長を掴んで、それを武器というか楽器に変えてる最中なのかな、
とか解釈して、過渡期な歌声を楽しむ。
実は、昔からモッチーが大好きだ、ということを公言する気にもなってみたり。
ギターの伊藤さんは最後まで結局一言も話さなかった。。。

トータス松本

髪型が細いゴムバンドつけたトッティ松本になってた。
登場した瞬間から熱いステージ。さすがの一言。
流行ってから何年後かで初の生「バンザイ」。観客もバンザイ。
この頃の曲は色んなことを思い出すな。。。

井上陽水

一時期、陽水を聴きまくってた時期のある私なので、
「傘がない」「氷の世界」という出だしの2曲には驚いたというか、
まさか生でこの曲を聴けるなんて、もうただただ感動しまくりでした。
言葉の通り、歌い倒して、帰っていきました。
音楽作ってる人は『氷の世界』というアルバムを聴くべきだと思う。
邦楽史上に輝く名盤です、これは。

Gaku MC

「DA・YO・NE」「いい感じやな感じ」をこの人数でやったら、
どんなにか面白いかな、と思ったもののそれはなく、
でもしっかりと盛り上げ役として、観客を参加者に引き入れてました。
楽曲もパフォーマンスもとっても温かい良い雰囲気。

Bank Band

「糸」はつくづくいい曲だな、と友人が日記で誉めてるのを読んで、
私も意識して聴いたら、いい曲だな、と思い、生で感動。

Mr.Children

しばらくの休憩の後、ミスチルさんのライブ。

2001年に横浜スタジアムで観た、POP SAURUS以来2回目。
旧曲と新曲がいい具合で混ざっていて、
どちらにも偏らず、とってもノリやすい。
というか、曲と曲がSEで繋がれ、MCがほぼなく、
畳み掛けるように楽曲の波に飲み込まれていく。それがまた心地良い。
とっても濃密な時間ながらも、あっという間に終わっていく印象。
4年前よりさらに成長した、素晴らしいステージだったと思う。

それにしても10年ぶりに歌われた曲で懐か死するかと思った。
中3とか高1とかその辺の頃なので、昔は良かったな、とか、
普段思わないようにしてる感情を呼び起こされてボディーブロー。
大学までは素直にテレビで流れる邦楽を聴いていたこともあり、
時代的にテレビと音楽の相乗効果が最大限に発揮されていた時期だった気もするけど、
その頃のヒット曲には完全に屈服してます、思い出も引っ張られます。
今の少年少女達にもそんな曲はあるのかな、ちょっぴり心配。

Bank Band

アンコールは、出演者全員で「to U」を歌う。
「We are the world」的な。
陽水だけなぜか出てこなかったけれど、
出て来ないことで、陽水の存在感を逆に感じた。

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ということでした。
ホントに賢さの感じられない感想だ。

約4時間のライブだったんですけど、
4時間とは思えないくらい濃い内容で、
ちょうど自分の世代のものばかりでしたからね、
感慨深くなりっぱなしでした。

観客もやっぱり同世代が多かったですし、
同窓会にいるかのような、
というか会場的に林間学校に来たみたいな、
そういう懐かしくもやわらかな雰囲気がありました。

翌日の疲れっぷりからして、
帰りは学生ノリ過ぎた感もありますが。。。

そこは大人になって楽を選んでもよかったと思う。

なんにせよ、ただ音楽を楽しむだけでなく、
環境に対しても思うことが出来る、いいイベントでした。

どうぞありがとう。

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