小選挙区制は、選挙区の中で1人しか当選しない仕組みである。そのために、1位以外の候補者に投じられた票はすべて死票と化してしまう。このことが現在の日本にもたらしていることは、とくに大政党は実際の得票率より大きな議席占有率を得てしまい、少数政党は実際の得票率より低い議席占有率しか得られない。本来、議会制民主主義においては議席占有率を得票率が概ね一致してしかるべきだ。これでこそ、議会構成が国民の声を大づかみに色分けするという機能を果たしていく。
民主党・野田政権は衆議院比例定数削減と消費税増税を一体として進めようとしている。このような民主主義破壊、国民生活破壊の暴挙を許してはいけない。
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