愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

7/22 日本共産党創立86周年記念講演会

2008年07月31日 02時19分57秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
7/22 日本共産党創立86周年記念講演会


 日本と世界の前途を考えるための、展望を語っている講演会でもあります。

 このムービー、見てね。お願い(byマイメロディ?)
 世の中に絶望して自分の心にバツをつけてはだめ(byしゅごキャラ?)。



厚生労働省は、日本を生活基盤とする外国籍の人にも生活保護受給を権利と位置づけよ

2008年07月27日 15時49分25秒 | 貧困根絶をめざす
外国人の生活保護世帯急増、登録外でも37自治体が対象に(読売新聞) - goo ニュース

 日本に貧困が拡大しているうえ、日本に生活基盤を持つ外国籍の人の人数そのものが経済のグローバル化により増えているのだから、10年前と比べて外国籍の生活保護世帯が増えること自体別段不思議でもなんでもない。

 ただ、問題なのは、生活保護を受給することが権利かどうかに関して日本国籍の有無で区切っていることである。政府は外国人の生活保護受給を権利として位置づけていない。生活保護法をはじめ社会保障法分野の各法律が対象にしているのは、日本に生活基盤を持つ人である。いくら、国籍が日本であっても生活基盤を外国に持っている人が外国で生活に困窮した場合に日本の生活保護を受給してくださいと言ってみたところで無意味の一語に尽きる。また、日本にしか生活基盤を持たない外国籍の人に対して国籍が外国であることを理由にして出身国の法律の適用を受けろといってもまったく意味を成さない。

 日本では国籍が日本であるかどうかにかかわらず所得が発生すれば所得税が課税され、住民税も課税される。年金保険料も当然徴収される。健康保険量に関しても同様である。労働保険に関することでもやはり、雇用保険料は企業に雇われていて保険に加入していれば保険料は給与から差し引かれる。業務に起因して怪我をする、あるいは疾病を患えば労災保険が適用される。あえて法律の規定で言えば、日本で就労するための法的な手続きをとっていない外国人に対しても労災保険は適用される(ほとんどの場合、強制送還を恐れて泣き寝入りという事態が生じる)。税金などを外国籍の人からも取るだけとっておいていざ生活基盤を持つ日本で生活に困窮したときに必要な給付を受けることを権利でないというのは、法理論としても不当である。

 労働保険を含めてあらゆる社会保障法は、法の性格から日本国籍の有無にかかわらず保険事故が発生すればこれに応じて適用される。だから、政府が生活保護法に関して日本国籍の有無を権利の有無を断じる根拠にするのは、法律論としても無理がる。

 多くの自治体が登録地でなければ生活保護受給を認めないとしている。日本国籍の人の場合は、住民登録にかかわらず居住実態のある自治体で生活保護を受給できる。法の性質から見て登録地でないから受給を認めないというのは、法律の本旨に反するだろう。大阪府は、居住実態があれば外国籍の人にも生活保護受給を認めていて不服申し立ても認めている。社会保障法の性格を考えれば、大阪府の運用の仕方は道理がある。

 厚生労働省は、「登録地と居住地が異なる事例は想定していなかった。現場で判断してもらうしかない。ただ、保護は権利ではなく、不服申し立ては認められない」という不当な見解(誤った見解といってもいいだろう)を撤回して、日本に生活基盤を持つ人には外国籍の人に対しても生活保護受給を権利として認めるべきである。

嗚呼、生活にのしかかる物価上昇

2008年07月26日 20時05分27秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 ここ最近続いている物価の上昇(特に食料品など生活質需品)は、ぼく自身の生活にも言うまでなく響きます。僕だって貧乏なのに。

 物価上昇に関して、日本共産党節で言えば世界の市場で投機マネーが飛び交っていることに根本的な原因がある、ということになります。

 さて、街には100円ショップなる均一価格で商品を販売している店がありますがそういう店ではどうなっているのだろうか、と日々考えていました。今日、ローソン系列の100円ショップに立ち寄ったとき気がつきました。今まで10個入りで販売されていた卵が8個入りに変わっていました。事実上2割値段が上がったということですね、これは。

 投機マネーを日本国内だけでなく世界全体で人の生活を守る観点から規制しないと私たちの生活は本当に立ち行かなくなってしまいます。こうまでひどくなると、資本主義社会は人々の生活を守るシステムなのか、それとも破壊するシステムなのかという根本的なことが正面から問われざるを得ません。これに関しては環境問題も同様です(人類の存亡がかかってくる)。

 資本主義の限界に関しては、洞爺湖サミットが物語っていたように思います。とくに、アメリカは、一番足をひっぱていました。日本は日本であめりか追随。あきれます。期待を失望に変えたアメリカと日本の責任は極めて重いです。特にアメリカは、社会的責任より国内資本のエゴを優先させたのです。

 かつて、マルクスは資本の本質を次のことわざで表現していました。
 「わが亡き後に洪水よ来たれ」
 日本のことわざでは、
 「あとは野となれ、山となれ」
と表現されます。平たく言うと、資本の本質は儲かりさえすれば後はどうなってもかまわない、ということです。

日本共産党創立86周年記念講演会

2008年07月23日 21時30分07秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
日本共産党創立86周年記念講演会


 昨日は、日本共産党の創立86周年記念講演が日比谷公会堂にて開催されました。

 おかげさまで大変盛況のうちに行事を終えることができました。日本共産党の党員の一人として、この場にて感謝の気持ちを述べるしだいです。

 記念講演の内容は、ここ数年と比べても「今が攻め時」と感じさせる攻勢的な内容でした。

 今の日本は本当におかしい状況だと思いませんか。家が遠くて、あるいは仕事の都合で起こしになれなかった方、あるいは日本共産党の知り合いがいないなどで記念講演をそもそも知らなかった方、ぜひ記念講演の画像を視聴いただいて日本と世界の将来を一緒に考えていきませんか。

いよいよ明日、上松美香ニューアルバム"cavatina"発売

2008年07月23日 02時30分20秒 | ラテンアメリカの政治革新、文化等
Mika Agematsu - TESORITO


上松美香ニューアルバム"cavatina"発売

 日本の代表的なアルパ奏者の一人上松美香のニューアルバム"cavatina"が24日に新発売されます。
 今世界でラテンが熱い。
 ラテンアメリカのすばらしい文化を知らない方は、上松美香のアルパの音色を聴いてみる事からはじめたらどうでしょうか。


日本共産党創立86周年記念講演のお知らせ

2008年07月21日 18時08分07秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 正義と道理に立つものは未来に生きる

 明日、日比谷公会堂にて日本共産党の創立86周年記念講演会が行われます。日時、場所は以下のとおりです。

 とき 7月22日午後6時半開会(開場6時)

 ところ 東京・日比谷公会堂(地下鉄丸の内線、千代田線、日比谷線霞ヶ関 駅下車。都営三田線内幸町駅下車、JR有楽町駅下車)


基調講演
志位和夫・日本共産党中央委員会委員長

あいさつ
東京都・狛江市 矢野裕市長
兵庫県・福崎町 嶋田正義町長
長野県・南牧村 菊池幸彦村長

 日本共産党の躍進をかちとり、対米従属・大企業優遇政治から真の独立・国民が主人公の日本をつくるため今が攻め時です。みなさん、記念講演にふるってお越しください。

Ya Basta !(もうたくさんだ!) 

2008年07月20日 13時18分20秒 | 農業・食糧問題
Ya Basta !(もうたくさんだ!) 


 1993年12月サパティスタ民族解放軍は、ラカンドン密林宣言を発表して翌年元旦武装蜂起をした。

 サパティスタ民族解放軍は、主としてマヤ系先住民族から構成されている。メキシコにおいても、先住民は500年前にスペイン人に征服されてから、土地を奪われて密林において細々と農業を営んできた。スペインから独立した後も、スペイン系の白人の収奪を受けて貧しい生活を強いられてきた。

 1994年は、メキシコとアメリカとの自由貿易協定が発効する年だった。マヤの農民たちがゲリラ組織をつくってまで武装蜂起をしたのは、この協定によって自分たちの未来の生活まで破壊されると考えたからだ。実際、自由貿易協定が発効されてからメキシコにはアメリカからの"安い"トウモロコシが流入して少なくない農民がトウモロコシ栽培を続けられなくなり、農地を売却して廃業せざるを得ない境遇に追い込まれた。農地を失った農民たちは、都市においてホームレスになるかアメリカに不法入国した。アメリカにおいても不法入国であるがゆえに安い賃金に甘んじざるを得なかった。
 自由貿易協定の被害を受けたのは、農民だけでない。都市に住む人々にも被害が及んだ。メキシコの人々にとってトウモロコシは主食である。これは、日本人にとっての米と同じである。なぜ、メキシコにおいてアメリカ産のトウモロコシの値段がメキシコ産のトウモロコシの市場価格より安いのか。それは、アメリカ政府が輸出用の農産物に対して補助金を出すからだ。だから、"安い"トウモロコシがメキシコに流入したというわけだ。これは、なにを意味するのか。メキシコの人々にとって。

これは、主食が外国(アメリカ)にのっとられたということだ。

"反米大陸"(集英社新書)の著者である伊藤千尋氏は、語っている。
 日本では、自由貿易の推進が当然のようにいわれるが、事実を見て考え直したほうがいい。一部の工業はそれで利を得るだろうが、見返りとして日本の農業は破滅しかねない。アメリカは、他国の政府には、農民にお金を出すなと言いながら自分の国ではちゃっかり補助金を出しているのだ。アメリカの言う自由とは「アメリカの、アメリカによる、アメリカのための」自由であって、他の国を不自由にするものである。

 現在、日本の食料自給率は由々しきことに40%を割り込んでいる。米は、かろうじてまだ 100%自給できる状態であるがそのほかの食品に関して言えば、例えばスーパーの冷凍食品のコーナーに行けば、アメリカ産のトウモロコシなどが使用されている"ミックスベジタブル"などがあふれている。すでに、私たち日本人は、外国から海を渡ってきてどのような農薬(ポストハーベスト)などが使われているか分からないような"怪しくも毒々しい"食料品を買わざるを得なくなっている。

 
 私がここでサパティスタ民族解放軍の戦いを紹介しながら農業・食糧問題に関して思うところを書いているのは、皆さんに武装蜂起を訴えているのではない。ラテンアメリカの状況を人事ではなくまさに日本のことそのものと受け取って欲しい、これが私の願うことである。

日本共産党中央委員会は、農業政策について"日本共産党の農業再生プラン"を提起している。できるだけ多くの人々に、日本における農業や食糧の問題を理解していただき、これからの日本のこと、食の安全に関してともに考えていただきたいと、私は願う。バターが店から姿を消して久しい状況に見られるように、農業の再生は私たちが飢えて死なないためにとても重要である。

追伸
 写真の中央に写っているのがサパティスタ民族解放軍のリーダーでありスポークスマンであるマルコス副司令官である。なぜ彼が副司令官という肩書きなのか。それは、真の司令官は先住民である、という彼自身の信念による。写真を見てお分かりかと思うがマルコス副司令官は、先住民ではない。スペイン系の白人であるかメスティソである。

日本共産党第6回中央委員会総会決定

2008年07月17日 01時32分31秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 社会を変革すべく、政治を変革すべく、貧困をもたらす体制(システム)を撃て!
             

 日本共産党とチェ・ゲバラとがどのような関係があるのかって?別に関係ないです。冒頭のように大上段な文章を書いてみたら、チェ・ゲバラの写真を使ってみたくなったわけです。私がチェ・ゲバラのファンであるのと今年は、チェ・ゲバラ生誕80年ということでもあるのでそういうことも意識しているのです。

 いきなり、わが党と関係ないことを持ち出して恐縮ですが、7月13日に第6回中央委員会総会が開かれました。詳しくは、後日おいおい述べるとして、今回の中央委員会総会で印象に残ったことは、資本主義限界論が世界の情勢、論調などから今まで以上に(私が入党して以降)正面から語られていることです。私が日本共産党に1994年に入党してからここまで資本主義の限界を中央委員会総会で述べられたことが少なくとも記憶の限りはありません。いいえて妙だったのがケインズ主義が破綻して今では新自由主義が事実上の破綻をきたしてから資本主義を擁護する立場からの"指導的理論"というのが提唱されていません。

 新自由主義は、市場原理をなによりも重んじる考え方ですが、アダム・スミスが生きていた時代と違い、現在の科学技術とこれにともなう巨大な生産力のもとでは、利潤追求第一主義により、科学の成果がゆがめられた使われ方をすると人類の存亡にかかわる事態になります、否、なっています。
 先日、洞爺湖サミットが開催されましたが、残念なことに期待が失望に変わる到達点です。地球の温暖化を防ぐために二酸化炭素の排出量を下げるための中期の数値目標すら打ち出せずにサミットが終了しました。ある程度予想はしていたものの一番足を引っ張っていたのがアメリカです。日本は、相変わらず対米従属で議長国としてのイニシアティヴを発揮できませんでした。この根本には、利潤追求第一主義があります。アメリカは国内資本の権益を守ることを世界の全人類の利益の上に置いたのです。

 率直に言って、今の世界において世の中を悪くするガンは新自由主義です。日本は、世界で有数の経済大国にして対米従属の国です。それだけに世界に与える悪影響というのは、アメリカに告ぐものがあります。ですから、日本において新自由主義と対米従属を打ち破り、国民本位の日本を創るべく政治革新を成し遂げることは、人類存亡を賭けた戦いになります。

 かつてチェ・ゲバラは、「第二、第三のベトナムを」でラテンアメリカを全人類解放のための大舞台である旨を語っていました。私は、これにあるひとつのことを21世紀の世界を踏まえて補足しておきましょう。

 日本におけるアメリカの覇権主義の野望を打ち砕くための戦いは、全人類を解放するための一大決戦としての意味合いを持ちます。

 日本共産党の躍進をかちとり、日本を国民本位の方向で変革していきましょう。

自民党・加藤氏の売国発言に物申す

2008年07月13日 00時44分47秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因-自民・加藤氏(時事通信) - goo ニュース

 自由民主党の加藤氏が北朝鮮の拉致被害者を「戻すべきだった」と言っています。私は、このような売国的な言動を一切容認できません。本人の意思と関係なく、北朝鮮に連行された人が日本に帰国することを希望していた以上、これに基づいて政府が対応するのは、筋というものです。北朝鮮との交渉の停滞の原因を拉致被害者を北朝鮮に戻さなかったことに求めるのは、筋違いで道理がありません。人道上の問題を国家権力のカードとしてもてあそぶのは、民主国家のやることではありません。

 北朝鮮による、日本人拉致事件の根源には、1910年(朝鮮半島併合)から1945年に日本軍国主義の敗北にいたるまでの侵略に関して、戦後日本国政府が侵略戦争の誤りを明確にしなかったことにあります(北朝鮮に対しては戦後処理がまったくなされていません)。日本がアジア諸国に対してかつて侵略戦争をしてアジアの人を何百万人も殺したことを、戦後すぐに謝罪していれば拉致事件が起こらなかった可能性があります。おきたとしても戦後処理をきちんとしている状況で外交のルートを確立できていれば、拉致被害者を日本に「返せ!!」という交渉自体がもっと速やかに進んでいた可能性が大きいです。

 同時に明確なのは、日本が第二次世界大戦中に日本軍国主義がどのような蛮行をしたとしても、このことにより北朝鮮の拉致事件などの国際テロ行為が正当化されたりこの罪が軽くなる、というものではありません。だから、被害国である日本は、北朝鮮に対してもっと厳しい態度で誤解を恐れずに言えばもっと強硬的な態度で(戦争や排外主義をあおるものと誤解なきようお願いします)ぶれずに国際法の道理にたった交渉ができたはずです。ところが、日本国政府がアジア諸国に対する侵略戦争を直視しないことを続けているために、そして米軍基地国家であるがゆえに、ここを北朝鮮につけこまれてしまうのです。このことが対北朝鮮との交渉においてもっとも弱みになってしまうのです。

 北朝鮮との交渉停滞の原因は本質的には、国際法の道理にたとうとしない北朝鮮の外交姿勢にあります。同時に日本の戦後処理のまずさ、北朝鮮に対してはまるでなされていないという日本の弱みが交渉停滞の一つの要素にあります。

 日本と北朝鮮との歴史の経過を直視せず、拉致被害者を(北朝鮮に)「戻すべきだった」とする、自民党の加藤氏の見識のなさと売国的発言には正直あきれるばかりというほかありません。

 日本の国家主権と民族自決権をきちんと守る立場にない人には、どこの党派にかかわらず国会議員をやってもらいたくありません。
 

上松美香 ニューアルバム発売迫る!

2008年07月07日 00時52分46秒 | ラテンアメリカの政治革新、文化等
Cruz del Sur - Moliendo cafe


 ここで掲載されている動画は、You Tube 見つけてきたものです。曲名は「コーヒールンバ」です。コーヒールンバはラテンアメリカの名曲の一つで様ざまなアーティストによって今までカバーされてきた曲です。

 7月23日にアルパ奏者上松美香さんのニューアルバムCavatinaが発売されます。僕が上松美香さんというアルパ奏者を知ったのは、彼女のサードアルバム「pasion」が出た頃です。それ以降、アルバムは欠かさず買っています。

 今度は、どんな曲が入っているのか楽しみです。アルバムがでるたびに演奏に磨きがかかっているのでそういうのも楽しみです。

 アルパ奏者上松美香のホームページには、当ブログのリンクからアクセスできます。