愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

消費税増税とは経済政策としてもありえない愚策

2012年03月31日 03時20分21秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 民主党政権は、本当に政治の中身でも自民党帰りしましたね。野田内閣は鳩山内閣や菅内閣と比較しても自民党型政治を行うということで腹をくくった(苦笑)政権です。

 橋本内閣のときにはようやく経済が上向きかけたと思ったら消費税増税が実施されて消費が冷え込み、景気が一気に冷え込みました(消費税率3%~5%)。このときは、まだ景気が上向きかけた時のことです。しかし、今は状況は橋本内閣のときより深刻です。この10年を見ても国民所得は下がり続けています。

 日本社会がデフレ状況から抜け出せないのは内需が冷え込んでいるからです。ここへ来て消費税増税が強行されたら、可処分所得が上がらないあるいは下がっているもとで消費税によってさらに可処分所得が下がる(消費税は価格減少だから収入が上がらないのに物価が上がるかのよう)状況において本当に破滅的です。

 いまどき、消費税増税は経済政策としてありえないほどの愚策です。

【参照記事】 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-30/2012033001_04_1.html

 日本共産党は消費税増税に頼らない政策を提起しています。
 http://www.jcp.or.jp/web_policy/2012/02/post-141.html

 消費税増税は、貧困と格差を拡大して日本の前途を閉ざします。日本共産党は消費税増税を食い止めるために戦います。

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